<BCリーグ選抜交流試合:日本ハム2軍12-9BCリーグ選抜>◇20日◇鎌ヶ谷スタジアム

 20日、ルートインBCリーグ選抜と日本ハム2軍の試合が行われ日本ハムが12対9で勝利した。

 日本ハムはアリエル・マルティネス捕手、田宮 裕涼捕手(成田)ら一軍経験豊富な選手が出場した。マルティネスは第1打席で鋭い当たりをセンターへ放つと、第3打席でも詰まりながらライトへと運んだ。第3打席に受けた自打球の影響もあり、代走を送られたが、2安打と自慢のバットで怪我からの復調をアピールしている。

 他にも野手では高卒4年目の阪口 樂内野手(岐阜第一)が3安打3打点を記録した。1番・セカンドでスタメン出場の明瀬 諒介内野手(鹿児島城西)が先頭打者本塁打を放つなど、若手が存在感を示していた。

 投手陣も澁谷 純希投手(帯広農)が1回を投げて無安打無失点。5番手の川勝 空人投手(生光学園)は失点こそ許したものの、151キロを複数回計測するなど育成ルーキーが躍動していた。

 対するBCリーグ選抜は、1番・ショートでスタメンした信濃グランセローズ日下部 由伸羽黒富士大)が打っては2安打4打点、守備でも初回に軽快な動きで併殺を完成させた。5回にも三遊間の深いゴロを遠投でアウトにするなど、攻守で持ち味を存分に発揮した。

 投手では神奈川フューチャードリームス冨重 英二郎投手(東海大相模国際武道大ーバイタルネット)が1回無失点の好投を見せた。ヒットを許しながらも、常時140後半を計測した力のある直球でアピールしていた。

【一覧】BCリーグ 選抜メンバー

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