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第4回 代打という役割を経て得たもの2011年06月25日

 才能と苦悩がせめぎ合う舞台で登場した代打。

 今春に行われた九州大会の開幕戦、6点差を追う自由ケ丘は、8回表の先頭打者に代打が告げられた。そして打席に立った背番号7は、冷静にボールを見極めると一振りで仕留め、目の覚めるような弾丸ライナーが、県立鴨池球場の右翼スタンド中段に突き刺さった。その背番号7の代打・古橋 次郎はこういった。

「流れを変えたかった」

 その一打席に込められていた思いとは何か。

 すべての高校球児は、野球人生において平坦な道のりばかりではない。その過程で挫折したり、限界を思いされたりして輝きを失われることもある。しかし、それを乗り越え、再び輝きを放とうというたえまぬ努力は、われわれ一社会人としても学ぶべきものがあるだろう。それも約2年半という限られた高校野球生活でのことだから、なおさらである。

 ケガ、痛みに耐えての出場、手術、リハビリ、それを乗り越えて得たチャンス。“代打”その役割をどのように受け止めていたのだろうか。再び輝きを放とうとしている古橋次郎に迫った。

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コメント (1)
中山真吾2011.06.25 na
福岡の中山投手は要注意

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