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2022年第104回全国高校野球選手権千葉大会は22日、いよいよ準々決勝が開催される。シード校7チーム、ノーシード1校が残った準々決勝について見ていきたい。

越井颯一郎(木更津総合)と田中千歳(東京学館)
木更津総合(Aシード)ー東京学館(Bシード)
投手力が高い東京学館は牧 航汰投手(3年)が5回戦で完投勝利。そうなると、144キロ右腕・田中千歳投手(3年)で勝負となりそうだ。木更津総合はエース・越井 颯一郎投手(3年)が不調気味で、5回戦では7回で122球を投げているため、連投は難しく、それ以外の投手陣の力投が鍵となりそうだ。東京学館投手陣が踏ん張って、接戦に持ち込めるか注目だ。

片野 優羽(市立船橋)と糠谷翔大(中央学院)
中央学院(Bシード)ー市立船橋(Aシード)
走攻守ともに冴えた野球を見せる中央学院。好遊撃手・大山朝陽選手を中心に機動力野球を見せる。一方、エースの糠谷翔大投手が5回戦で7回を投げているため、連投となったとしても長いイニングはなさそう。他の投手陣が鍵となる。市立船橋はロースコアで守り抜く野球が基本線。リリーフ・森本 哲星投手は短いイニングで打ち崩すのは困難で、他の投手陣が頑張って終盤、僅差の場面で森本を投入するのが理想的ではないだろうか。

小堺心温(拓大紅陵)と栗原政悟(習志野)
拓大紅陵(Bシード)ー習志野(Aシード)
千葉県を盛り上げてきた名門校同士の一戦。吹奏楽部も全国クラスの強豪で、野球、ブラバンも好きな両校の高校野球ファンも多く、千葉マリンは多くの観客で埋まりそうだ。
5回戦ではお互い先行を許しながらも逆転勝ちに成功した。習志野の機動力、集中打が勝るか、機動力も使え、集中打で畳み掛ける拓大紅陵が激戦を制するか。ハイレベルな熱戦が期待出来るのは間違いない。

鈴木 良麻(専大松戸)と高橋竜平(成田)
専大松戸(Cシード)ー成田
専大松戸は5回戦で大型サイドの宮﨑史音(3年)が7回完封勝利。中2日でエース・鈴木 良麻投手がどこまで状態が戻っているか注目だ。成田はエースの高橋竜平投手が5回戦で145球を投じたこともあり、投手陣は総動員ということになりそう。両チームの打力は互角なので、投手陣が持ち味を発揮すれば、4点勝負となりそうだ。
(文=河嶋 宗一)