強力打線・昌平は投手陣の成長が見えているか



吉野 創士(昌平)

 昨秋、県大会優勝、今春県大会ベスト4の昌平飯能南と対戦。今年は高校通算55本塁打のスラッガー・吉野 創士古賀 智己など打撃力が高い選手が立ち並び、今年の春季県大会準決勝では、浦和学院と壮絶な打撃戦を演じた。打力に関しては花咲徳栄浦和学院に匹敵する破壊力を秘めたチームだろう。課題の投手陣については130キロ中盤の速球、切れのあるスライダーで粘り強い投球を見せる田村 廉、素質の高い好右腕・川島 新大川久保 匠と素材力の高い投手が揃う。強豪校相手でもしのぎきる投手陣へ成長しているか注目だ。

 シードの早大本庄は今春の県大会で川越東にコールド勝ち。つながった時の打線の破壊力は脅威だ。投手では制球力が高い右腕・齋藤成輝がゲームメイクを行い、堅実に勝利をモノにするスタイルだ。

 川口市立は140キロを超える速球を投げ込む本格派右腕・原口 稜平を中心に守り勝つチーム。初戦は三郷と対戦する。同ブロックでは慶應志木ふじみ野星野といった実力校が並ぶ。埼玉栄は右の速球投手でありながら、4番を兼ねる強打者・塚本 壮施が投打で牽引。前後の打者の能力も高く、十分に浮上ができるチームだ。

(文=河嶋 宗一