センバツをかけた関東大会が開幕!東海大相模、習志野が登場する大会初日の見所・注目選手リスト
19日から開幕する第72回秋季関東大会。センバツをかけた大会として、注目度が大会だ。そんな大会の見所を前編・後編にわけて紹介。まず前編は大会1日目の見所を紹介。
敷島球場 第1試合 東海大相模(神奈川1位)vs駿台甲府(山梨2位)
西川 僚祐(東海大相模)
今春の関東大会優勝のメンバーが多く残る東海大相模は今大会も優勝候補として期待されるだろう。まず投手陣では、切れのある速球を投げ込む諸隈 惟大、1年生ながら130キロ後半の速球を投げ込む好左腕・石田隼都のピッチングに期待。
打者では高校通算50本塁打の西川 僚祐、左のスラッガー・山村 崇嘉、U-18代表を経験した強打の右打ち外野手・鵜沼魁斗、神里和毅の弟・神里陸など好打者揃いだ。県大会同様、関東大会でも打線爆発となるか。
対する駿台甲府は、山梨県大会で2本塁打6打点を記録した4番・三木諒人の打撃に注目だ。
注目選手
敷島球場 第2試合 習志野(千葉1位)vs前橋育英(群馬2位)
櫻井 亨佑(習志野)
今春の選抜準優勝の習志野は前チームからの主力選手が多く残り、東海大相模と同じく優勝候補として期待される。まず投手では関東屈指の左の技巧派・山内翔太、142キロ右腕・堀井 遥斗の2人に注目。打線では県大会では勝負強い打撃を見せたスラッガー・櫻井 亨佑、右のスラッガー・高橋雅也、強打の三塁手・和田 泰征、勝負強い打撃と堅守を誇るショートストップ・角田勇斗が揃った打線は脅威である。後半にかけて畳みかける打撃をこの試合でも見せていきたい。
対する前橋育英は、前チームから正捕手を務める強肩巧打の捕手・須永 武志を中心に接戦を勝ち抜く好チーム。1年生エース・菊池樂は最速135キロを計測するストレートは角度があり、日本生命で活躍する同校OBの高橋拓已を彷彿とさせる好左腕だ。
注目選手
[page_break:高崎城南球場第1試合 桐光学園(神奈川2位)vs霞ヶ浦(茨城2位)]高崎城南球場第1試合 桐光学園(神奈川2位)vs霞ヶ浦(茨城2位)
安達壮汰(桐光学園)
桐光学園も投打とも実力ある選手が揃い、頂点を狙える実力は十分にある。エース・安達壮汰は130キロ後半ながら、内外角に投げ分けるコントロールの高さがあり、さらにスライダー、チェンジアップを低めに集めるピッチングはこの時期では簡単に攻略できない完成度の高さがある。また4番に座る安達は県大会準々決勝の横浜戦でも適時打を放つなど、勝負強い打撃も光る。
安達の脇を固める3番・馬込 悠、5番・仲亀 利哉も怖い存在。馬込は鋭いバットスイングから広角に打ち分ける打撃が持ち味の左の巧打者。仲亀は勝負所で長打が打てて、さらに守っても強肩が光る好外野手。そして2番・森田翔も思い切りの良い打撃と強肩が光る外野守備が魅力だ。
対する霞ヶ浦は前チームから投打ともに活躍を見せてきた18900がキーマン。前チームから主軸で活躍する宮崎 莉汰は1年生ながら鋭い打球を放つ右の強打者だ。
記事=河嶋 宗一