目次

[1]第1試合 智辯学園(奈良)vs近江(滋賀)
[2]第2試合 郡山(奈良)vs神戸国際大附(兵庫)

 5月25日から開幕した春季近畿地区高等学校野球大会は6月1日に準決勝、6月2日に決勝戦を迎える。今回は準決勝のみどころを紹介したい。

第1試合 智辯学園(奈良)vs近江(滋賀)


 智辯学園智辯和歌山の146キロ右腕・池田 陽佑、147キロ右腕・小林 樹斗と速球派右腕2枚を攻略して勝ち上がったのは勢いづける勝ち方となった。小阪監督がキーマンとして挙げたのは1番・塚本 大夢とエース・山本 奨人の2人だ。塚本は4打数2安打を放ったが、小阪監督は内容面で満足していない。山本については「ボール先行になることが多いので打線にリズムが生まれない」と手厳しかった。山本は本来のピッチングを見せ、チームに勢いをもたらすことができるか。

 「今年は継投でつなぐチーム」と小坂監督が語るように、また好投を見せた1年生左腕・西村 王雅、1年生右腕・小畠 一心の登板の可能性もありそうだ。
 対する近江はエース・林優樹のピッチングに期待がかかる。テンポが速く、キレの良い130キロ前半の速球、落差が大きい120キロ台のチェンジアップのコンビネーションが決まった時は、速球投手を攻略してきた智辯学園打線でも苦しみそうだ。打線は3番・土田 龍空、4番・住谷 湧也、5番・有馬 諒のクリーンナップを中心に着実に点を積み重ねていきたい。

 智辯学園の破壊力抜群の打線は近江投手陣を呑み込むのか。それとも近江のしたたかな野球が勝るのか、注目していきたい。