目次

[1]東海大相模相手に力投を見せた3投手たち
[2]やはり突き抜けていた東海大相模の2年生野手たち

 最終回は関東大会で活躍を見せた1,2年生たちを紹介したい。今大会も楽しみな下級生が多かった。

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東海大相模相手に力投を見せた3投手たち


 今回、ピックアップする2年生投手はいずれも東海大相模相手に好投、もしくは高い潜在能力を示した投手たちである。

 その筆頭となるのが篠木 健太郎木更津総合)だろう。1回戦・東海大相模戦で先発した篠木は8回途中まで2失点の好投。最速144キロを計測したストレートと切れ味抜群のスライダーの切れ味は素晴らしく、東海大相模打線を苦しめた。その後、東海大相模が強打と巧打を発揮して優勝したのを見ると、篠木の能力は全国クラスだったことが伺える。

 豆田 泰志浦和実)をまずピックアップしたい。上半身、下半身が連動した投球フォームから繰り出す速球は135キロ前後ながら空振りが奪え、強打の山梨学院相手に6回11奪三振の好投を見せた。140キロを出すことはなかったが、キレのあるストレートと出所が見難い投球フォームをにしたい投手にとってはお手本となるような投球フォームだった。準々決勝の東海大相模戦では5回を投げて、3失点の力投。持ち味は十分に示した。



豆田泰志(浦和実)

 最速147キロ右腕の藤井 翔東海大菅生)は決勝戦の東海大相模戦で2イニングで140キロ超えは22球を計測し、120キロ中盤の縦スライダーの切れ味も抜群。さらに投球術を磨いて、全国区の投手へ成長することを期待したい。

 投打で高いパフォーマンスを発揮したのが安達 壮汰桐光学園)だろう。投げては角度のある投球フォームから140キロ近いストレートとスライダーを投げ分け、2試合11イニングを投げ、3失点の好投。打者としても13打数5安打2打点の活躍。1回戦の東農大三の145キロ右腕・飯島 一徹から外角高めの140キロストレートをレフト超えの適時二塁打を放った当たりは強烈だった。大型でありながら、技術を兼ね備えた二刀流の今後の進化が楽しみだ。