目次

[1]準決勝で9回大逆転を見せた東邦が、決勝でも快勝して春秋の東海大会を制す
[2]平成最後の甲子園、東邦が魅せるのか
[3]東邦、津田学園が来春センバツ出場へ一歩前進

準決勝で9回大逆転を見せた東邦が、決勝でも快勝して春秋の東海大会を制す

 前評判の高かった愛知県1位の東邦と岐阜県1位の中京学院大中京の試合が、すべてだったといってもいいだろう。それくらいに、この大会の象徴的な試合だったともいえるものだった。

 先攻の中京学院大中京は9回に2点を追加して9対4とした。試合の流れからしても、ほぼ決したかなと思えるものだったが、その裏東邦は下位の長屋君のこの試合2本目となる3ランなどで5点差を追いついた。さらに、延長に入って中京学院大中京が内野ゴロで1点をリードするのだが、その裏に2点を奪い返してのサヨナラ勝ちとなった。東邦との劇的逆転と言えば2年前の甲子園での2回戦、八戸学院光星との試合で同じように9回裏に5点を入れて追いついたどころかひっくり返したという試合があった。スコアも同じ10対9というのも奇縁だ。

 これで勢いづいた東邦は、決勝でも津田学園に快勝した。津田学園は大会屈指ともいえる好投手前君を擁して、前川君の3試合連続本塁打などで、強力打線も機能して、初戦で大垣日大に逆転勝ちして勢いづいていた。試合ごとに強くなっている印象を与えていたのだが、その津田学園に対して、前半から攻めまくって快勝。東邦は、今春に続いて東海地区大会を制した。これで2年連続のセンバツもほぼ当確となった。