第559回 習志野(千葉)「現状把握」からの再スタート!【後編】2019年02月03日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]出した結果に見合う実力を身に付ける
[2]いいモチベーションをキープし名門復活

 関東大会では桐生第一東海大甲府などの強豪相手に快勝した千葉・習志野。チームが目標としていた2勝を挙げることができたものの、準決勝の桐蔭学園戦では惜しくも敗れ、決勝進出とはならなかった。後編では、関東大会で見つかった課題と今の習志野に必要な練習について小林監督からお話を伺った。

習志野(千葉)苦戦を乗り越え、掴んだ全国への切符【前編】

出した結果に見合う実力を身に付ける



山内翔太など練習に励む習志野投手陣

 大会後、小林監督が選手たちに伝えていることは、「現状把握」だ。
 「まだ選手たちには今の実力は結果に伴っていないと伝えて、スタートさせました。競争しなさいというよりもレギュラーもベンチ入りの選手も全員、一部員に戻って作り直していこうといった感じです。競争してレギュラーというわけではないです」

 出した結果に対し、それに見合う選手、チームになってほしいというのが小林監督の願いだ。11月中の練習試合ではベンチ外の投手が登板。関東大会ではベンチ外となった杉山隆玄が好投を見せ、競争は増している。また、小林監督は選手たちに目標を設定させ、春までどんな選手になりたいかを考えさせている。
 それについて主将でセンターの根本は「走攻守をすべて引き上げていきたい」と答え、エースの飯塚は「要所で三振が奪える投手になること。欲を言えば球速は150キロに達したいです」と意気込む。小林監督は「選手たちが決めた目標なので、それは達成させてあげたい」と協力を惜しまない。

 そして練習を見ると習志野の練習は細かい。バント処理の練習ではストップウォッチを使い、素早くアウトに完了させることを意識されている。さらにノッカーは内野の間にギリギリの打球を打ち込み、選手にプレッシャーを与えている。投手陣はただキャッチボールするだけではなく、キャッチボールの中に牽制の動作を取り入れるなど実践的なキャッチボールを行っていた。

【次のページ】 いいモチベーションをキープし名門復活

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第16回 大舞台でも発揮した習志野の緻密な守備と走塁。すべてはタイムを意識することから始まる【センバツ2019】
東邦vs習志野 2【第91回選抜高等学校野球大会】
東邦vs習志野【第91回選抜高等学校野球大会】
習志野vs明豊 2【第91回選抜高等学校野球大会】
第869回 県勢初優勝を狙う逆転の習志野か?平成最初と最後の王者を狙う東邦か?いざ激突!【大会展望・総括コラム】
東邦vs明石商【第91回選抜高等学校野球大会】
習志野vs明豊【第91回選抜高等学校野球大会】
第867回 決勝に進むのはどの2チーム?4校が勝つパターンを徹底予想!【大会展望・総括コラム】
第13回 17回を投げて防御率0.00。指揮官も驚く飯塚 脩人(習志野)の心身の急成長ぶり【センバツ2019】
第867回 トーナメントで最も面白い準々決勝!激戦4試合のポイントを徹底解説!【大会展望・総括コラム】
第883回 習志野の元気印・根本翔吾!全力プレーで勝利と幸運を呼び込む! 【2019年インタビュー】
第869回 叩き上げの習志野っ子・飯塚脩人(習志野)!習志野のエースに相応しい実力を身に付ける! 【2019年インタビュー】
第851回 今度は自分が憧れの存在に 意識改革でプロの道を切り開いた古谷拓郎(習志野)【後編】 【2018年インタビュー】
第847回 「綺麗さ」と「力強さ」を兼ね備えた投手へ!古谷拓郎(習志野)の優先課題は「体づくり」【前編】 【2018年インタビュー】
第149回 千葉ロッテマリーンズ 福浦 和也 選手 【2013年インタビュー】
習志野 【高校別データ】

コメントを投稿する

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
野球部訪問トップに戻る サイトトップに戻る

コラム