加古川西のスタメン・ベンチ入り一覧

 足を使って果敢に攻撃していく、枠にこだわらない野球を武器にする今年の加古川西。そんな加古川西を象徴する選手が1番に座る先頭打者・垣内 優輝である。50メートル走では6秒前半を記録するという俊足を飛ばして相手をかく乱。加古川西の流れを作る切り込み隊長だ。

 そこに加えて、1年生ながら先発を任され、コントロールの良さを武器にチームを牽引した太田 恭介。そして松本 康平と言った選手たちがチームを支えてきた。その選手たちに負けじと森 陽一朗をはじめ選手それぞれが冬場の練習を重ねるなど、加古川西では選手たちの成長が著しい状態が続いている。



【加古川西】森

■県王者に1勝1分で自信を深める

 そうした加古川西のなかで節目となった一戦が10月4日に実施した神戸国際大附との練習試合だ。相手は兵庫県大会を制し、近畿大会でも8強入りの相手だったが、2試合を戦い1勝1分。相手は県大会を終えたばかりだったとはいえ、県王者に負けることなく練習試合を終えた。



【加古川西】井筒

 この一戦を松本主将は興奮気味に振り返った。
 「試合前から、強豪私学に向かっていく姿勢で全員が準備をできたことで、それぞれが試合中に役割を果たすことが出来ました。スコアも3対3と互角の展開でしたし、試合内容も自分たちらしい野球で展開できて良かったです」



【加古川西】藤原

■東播磨からの学びを活かして幅のある攻撃を見せる

 指揮官の山本監督も「選手たちの自信を付けることが出来た。ターニングポイントとなった」と手ごたえを十分に感じ取っていた。ただ昨秋の県大会では1回戦で敗れている。その相手は東播磨

 東播磨は秋の大会で準優勝を果たして近畿大会へ。市立和歌山と一歩も引かぬ投手戦で敗れたが、21世紀枠で聖地甲子園への道を切り開いた。その相手に試合中盤までは一歩も譲らぬ試合展開を披露。「正直どちらに転んでもおかしくなかった」という一戦だったが、勝負所で東播磨が一枚上回った。



【加古川西】木村

 結果は1対3というロースコアで敗れたが、山本監督は「東播磨さんの方がいい走塁をしていた」と同じ走力を武器とするチームならではの悔しさを痛感していた。現在は走塁をはじめ、攻撃のパターンを増やし、いかにして得点力を高めるのか。プレーの幅を増やしながらトレーニングに打ち込んでいる加古川西。兵庫の秋を引っ張った2強からの学びを活かすチャンスはまもなくだ。

(文=編集部)




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