第2回 U-15代表4番、142キロ右腕など高校野球の世界に飛び込んだ12人のスーパー中学生たち2020年04月03日

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【目次】
[1]身体能力の高さ、スイングの強さのある8名の野手
[2]本格派から技巧派まで多士済々の投手陣



 コロナウイルス感染拡大が収束の気配を見せないが、4月に入り中学3年生だった選手たちは暦上は高校生となる。
 高校野球ドットコムでは、これまで28名の中学3年生にインタビューをしてきたが、今回はその中から12名をピックアップして、選手としての特徴を紹介していきたい。

身体能力の高さ、スイングの強さのある8名の野手



京葉ボーイズ出身の海老根優大選手

 まず最初に紹介するのは、京葉ボーイズ出身の海老根 優大選手だ。中学2年の10月に初めて取材をさせていただき、その後もジャイアンツカップ、U-15日本代表と3度取材をさせていただいた。
 パワーは中学野球トップクラスのものを持っており、走力、肩力も申し分ない。高校生へのボールへの対応力を身に着けて、身体能力の高さを実戦で活かせる選手になって欲しい。

 京田辺ボーイズ出身の谷口勇人選手は、4番・エースとしてチームを牽引。投手としての能力も高いが、ここでは野手として紹介していきたい。
 決して力任せではないシャープなスイングが特徴の谷口だが、小力のあるタイプで飛距離も出る。これからさらに体に力がついてくれば、中距離打者として上のレベルでも活躍が期待できるだろう。

 また、同じ二刀流選手では福岡志免ボーイズ出身の高山維月選手が一押しだ。
 細身ながら高いミート力を持っており、タイミングの取り方にもセンスを感じさせる。投手としても、バランスの取れたフォームから130キロ前後の直球を投げ込み、肩の強さは野手とてもいきてくる。高校では投手と野手、どちらでいくのか注目だ。

 2年連続でU-15日本代表に選出された安仁屋ヤングスピリッツ出身の福原 聖矢選手は、小柄ながらセンスが際立つ職人肌タイプ。U-15アジアチャレンジマッチでは1番・セカンドとしてチームを牽引し、飛びぬけたセンスを発揮したが、実はキャッチャーも出来る選手。高校ではどのポジションで勝負するのか気になるところだ。

 また俊足部門でピックアップしたいのは、東京城南ボーイズ出身の今井海斗選手だ。
 東京城南ボーイズの大枝茂明監督が「歴代でもNo.1のセンター」と話すように、守備範囲がとにかく広く、チームでは好守を連発。べースランニングの技術も高く、リードオフマンとしての活躍が期待される。

 そして、最後に強肩強打が魅力の3名の捕手を紹介する。
 草津シニア出身の伊藤 愛都選手はリトルシニア日本選手権で優秀選手賞を獲得し、一気に注目を集めた選手だ。打撃は力強く高い対応力を持っており、セカンド送球は1.9秒と捕手としての能力も高い。

 また筑後サザンホークス出身の角田蒼汰選手も、2年生からレギュラーとして活躍した実戦派捕手で、セカンド送球が2秒台を切る強肩が魅力。打撃にも力強さがあり、NOMOジャパンに選出された。
 そして秦野シニア出身の平岡大和選手も、関東のリトルシニアを代表する強肩強打の捕手。懐の深い打撃で長打を連発し、関東地区の高校野球指導者からはよく名前が挙がる存在であった。

【次のページ】 本格派から技巧派まで多士済々の投手陣

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