第74回 川越初雁(埼玉)「人間性を最大の武器にして、初雁史上最高の夏に!」2019年07月05日

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[1]初雁野球で史上最高の夏に!
[2]狙うは県大会ベスト8!/いくぞ甲子園!

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初雁野球で史上最高の夏に!



練習終わりに校歌を歌う川越初雁

■創立37年の新しい学校

 今年で創立37年を迎える川越初雁は川越市大字砂新田にある男女共学の学校。部活動には野球やサッカー、テニスにバレーボールはもちろんあるが、登山部など含め運動部は13、華道や演劇といった12の文化部が存在している。

■目指すは県大会ベスト8

 今年は3年生8名、2年生11名、1年生8名の計27名で活動している川越初雁。他の部活動と共同で校庭を使っているが、ホームからレフトのネットまでは110メートルあり、練習するには十分な広さを確保している。

 そんな川越初雁を引っ張るのは投げては最速137キロをマークし、打っては高校通算7本塁打を誇るエースで4番の主将・齋藤眞之丞。今の立場について「大変ですが、自分が選んだ道ですし、苦労をした分、得られた達成感は大きかったのでやってきてよかったです」と語る。

 その齋藤を中心に今年は元気と盛り上がり、そして仲の良さの3つをウリに県大会ベスト8の目標に向かって,、実戦形式をメインに練習を重ねている。

■ノックをきっかけにチームが変わった

 新チーム結成時は“県大会出場”を目標に掲げてスタート。秋の大会に向けて暑さに負けず、練習を続けてきた。そして迎えた新人戦で、チームが大きく変わるきっかけが訪れた。

 坂戸との戦った川越初雁は最初はリードしており、エース・齋藤を途中から登板させるもまさかの逆転負けを喫していた。「どこに投げても打たれしてしまい、すごく悔しかったです」と齋藤主将はその試合を振り返った。

 試合後、学校へ戻った川越初雁は夜遅くまでノックを敢行。「それで根気が少し身についたと思います」と齋藤主将は振り返った。こうして迎えた西部地区予選。川越初雁は初戦で因縁の相手・坂戸に7対6で勝利すると、その勢いで地区予選を突破して県大会出場を決めた。新人戦での敗戦が、チームを変え、見事目標に掲げていた県大会出場を達成できた。

■ここまで活躍した選手、そして夏のキーマン

 そして県大会では初戦の越ケ谷に1対4で敗れ、オフシーズンへ突入。今年は上半身をメインに週2、3日のトレーニングを重ねてきた。それだけではなく、水の入ったポリタンクを使って体幹を鍛えたり、タイヤを使って下半身のトレーニングも並行して実施。さらに、ハンマーといった重いものと軽い鉄棒を交互に使って、タイヤを叩くといった練習を行い、パフォーマンスアップを図ってきた。さらに70メートルを5,6往復、50メートルを7往復。そして30メートルを10往復するランメニューも行い心肺機能も高めてきた。

 こうして迎えた春季県大会の地区予選。川越初雁は代表決定戦で川越工と対戦。試合は1点を争う好ゲームとなったが、川越初雁が2対1で何とか勝利。「川越工は強豪なので、勝てた時は泣いてしまいました」とトレーニングの成果を勝利という形で残せたことに、齋藤主将は嬉し涙を流した。

■ここまで活躍した選手、そして夏のキーマン

 県大会へ進んだ川越初雁だったが、初戦で選抜出場校で同大会で優勝した春日部共栄と対戦。結果は0対5で敗れ、川越初雁の春は終わった。

 そして現在は県大会ベスト8の目標に向かって、チーム一丸となって準備している。そんな川越初雁をこれまで支えてきたのは、守備の要としてショートを守り、3番打者としても打線を牽引。さらに周りへの細やかな声掛けでチームを和ませる笠井麟。そしてキャッチャーとして齋藤とバッテリーを組み、チームをまとめる副主将の泉谷章人。

 さらに、中学時代は柔道部だったが齋藤主将の誘いで高校から野球を初めて、今春の山梨遠征で東海大甲府からホームランを放ち、現在はレフトのスタメンとして試合に出場する川名光希の3人。

 彼らを中心にこの夏はチームを盛り上げていくことはもちろんだが、2年生ながら1番打者を担い、センターを守る神木雄生がポイントとなってくる。この夏の彼らの一挙手一投足に注目だ。

■ここまで活躍した選手、そして夏のキーマン

 「1つでも多く勝って周りの人から“川越初雁史上最高の夏だった”と言われる夏にしたいです。そのためにも初雁野球で県大会ベスト8を目指します」と意気込みを語った齋藤主将。

 順調にいけば4回戦で花咲徳栄と対戦する可能性が高い。今年の3年生は先輩たちの人数が少なかったこともあり、1年生の早い時期から公式戦を経験してきた。その経験値を集大成の夏にどのような形で発揮できるのか、注目したい。

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