釜石商工(岩手)「創立10周年の記念の夏は記憶に残る夏にする!」
3つのセールスポイントで選手権ベスト4を目指す!
釜石商工の集合写真
■数多くの資格を取得できる活発な高校
岩手県釜石市に位置する釜石商工高校。校訓は「創造 挑戦 自律」。平成21年に釜石工業高校と釜石商業高校の統合により釜石商工高校となった。総合情報科、機械科、電子機械科、電気電子科の4つの学科があり、数多くの資格を取得することができる。11つの運動部と6つの文化部が活動しており、空手道部は昨年、全国大会にも出場している。
野球部は「チームのために」を合言葉に全校生徒に愛されるチームを目指し活動している。今回はそんな釜石商工野球部の夏へ向けた取り組みについて迫ります。
■26名が一致団結して甲子園を狙う
現在、2年生9名、3年生8名に新入生9名を春に迎えの計26名で活動している。1年生の9名のうち1名はマネージャーとして日々チームを支えている。今年のチームのセールスポイントは「バッティング」「元気」「チーム力」の3つである。そしてチームが掲げる目標は夏に開催される選手権でのベスト4。この目標を達成するべく練習に励んでいる。
■冬場の肉体改造でバッティングをセールスポイントに
新チームがスタート時には、「県大会ベスト4」をテーマに秋の大会に挑んだ。しかし、結果は1回戦で専大北上に6対4で惜しくも敗れた。この結果を受け止め、冬のオフシーズンにはチーム全員で肉体改造に取り組んだ。この取り組みがセールスポイントのバッティングにつながっているのだろう。
春には沿岸南地区代表決定戦まで進んだが1点差で敗戦。1回戦では16得点と打線が爆発し結果が表れ始めている。春には守備の課題が露呈し、現在は夏に向けて守備力の強化に重点を置いている。
新チーム以降、印象に残っている試合は秋季県大会の専大北上戦。4対6で敗戦に終わったが私立校相手に互角の戦いをした経験がチームにとって大きな財産となっている。この経験を糧に今年は熱い夏にしたいと意気込んでいる。
釜石商工の注目選手は畠山勇気選手。常にチームを盛り上げてきた。彼の元貴はチームメイトの誰もが認めている。さらに、走攻守3拍子揃った選手でもあり夏の大会でも期待は大きい。
守備を鍛え直し、釜石商工の歴史に残る夏に
左から石川優良、三浦大夢、
畠山勇気選手
ここからは、三浦大夢主将と石川優良副主将の3年生コンビにお話を伺います!
Q.夏へ向けて見つけた課題を教えてください
三浦:守備力です。
石川:守備です。
Q.ここまで振り返って高校野球での一番の思い出を教えてください
三浦:毎日の練習です。
石川:僕も毎日が思い出です。
Q.応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください
三浦:バッティングを見てもらいたいです。
石川:ピッチングですね。
Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?
三浦:仲が良いところです。
石川:元気のよさです。
Q.この夏はこういう夏にしたい!という意気込みを教えてください
三浦:勝つ夏にします。
石川:釜石商工の歴史に残る夏にします。
大事な場面で力を発揮してほしい!
山崎輝監督にもお話を伺いました!
Q. 今年のチームは新チームが始まってから、どんなチームを作り上げてきましたでしょうか。
選手には、野球だけではなく、人としての考え方・生き方が正しいか、自分の色を出して他人から必要とされる人間になることを常々伝えています。それは学校生活や日常生活においても同様です。
Q. 最後の夏に燃える3年生や部員たち皆様へのメッセージをお願いします。
今年度は学校創立10周年ということもあり、商工の歴史に残る夏にしよう。また日々支えてくれる方々へプレーで恩返しをしよう!
山崎輝監督、釜石商工高校野球部の皆さんありがとうございました。
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!