Column

新潟県立村上桜ヶ丘高等学校(新潟)

2016.07.08


新潟県立村上桜ヶ丘高等学校

春の悔しさを夏に全てぶつける

 新潟県立村上桜ヶ丘高等学校は新潟県村上市飯野桜ヶ丘にある学校。野球部は校舎外にある野球部専用のグラウンドで日々練習に励んでいます。チームが4連敗をしてからは、スティックと木製での素振りをたくさんし、「ブルガリ」と呼ばれる村上桜ヶ丘名物のランメニューも取り入れ、夏に向けて汗を流してきました。

「バッテリーを中心に攻める守備・後ろにつなぐ打撃・右は右、左は左の意識を全員持っている」の3つがウリの村上桜ヶ丘。現在は3年生14人、2年生21人、1年生19人で活動しています。

 チームを引っ張る主将の五十嵐 琉夏選手に、新チームがスタートしてからのことを伺うと、「1年生から4番を打っていた西野 護が怪我をして、一時チームを抜けていたということが新チーム結成後最大のニュースです。しかし無事に夏までに復帰できたのでとても安心しています」と、チームのキーマンが抜けていたことを明かしました。

 チームの4番・西野選手は、思いっきりのスイング、そしてミート力も抜群。状況に応じた打撃ができるのもウリです。そんな西野選手に加え、チームのキーマンとなる選手は6人。

「出塁率の高い増田 慶太は1番バッターで、長打、短打を打てる選手です。2番の石栗 飛雄馬はバントはもちろん、逆方向に打つことができ、打率が高いです。須貝 祐次郎は本塁打、安打をたくさん打てる選手で、とても早い打球を放ちます。また、キレのある変化球と伸びのあるストレートを中心とした攻める投球をする稲垣 健太村上桜ヶ丘のキーマンの1人です。そして山田 天斗久保田 裕太も試合の鍵を握る選手と言えます」

 春の大会では、自分たちの練習に対しての考え方や行動の甘さを知り、「今の練習と同じようにしていては勝てない」ということに気づいた増田主将。守備や打撃にしても、つなぐ打撃を徹底できなかったことが課題となりました。

 夏の大会ではキーマンの7人を中心に、「春の悔しさを夏に全てぶつけます。そして、どこの高校よりも県内で一番長く野球をする!」と語る増田主将。粘り強く勝ち進んでいく村上桜ヶ丘ナインにこの夏注目です。

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[page_break:一戦でも負ければ終わる高校野球]

一戦でも負ければ終わる高校野球

新潟県立村上桜ヶ丘高等学校

 ここからは村上桜ヶ丘の3年生捕手・江花 輝太選手と、3年生投手・佐々木 英寿選手にお話を伺いました!

Q. 突然ですが、お2人は高校野球のどんなところが好きですか?

江花 輝太(以下「江花」):厳し練習を乗り越え試合で結果を残したとき、強豪を倒したとき、友達と対戦できるとき。全てに喜びを感じられることが好き。
佐々木 英寿(以下「佐々木」):最後の最後まで試合の展開がわからないところが高校野球の魅力だし好きなところでもあります。

Q.最後までその魅力を思う存分感じてくださいね。夏の大会で、自分のどんなところに注目してほしいですか?

江花:チームで1番声を出し、野球を心から楽しむ姿を見てください!
佐々木:強気のピッチングを見てほしいです!

Q. 楽しみですね。対戦してみたい高校はありますか?

江花:早稲田実業と戦ってみたいです。清宮幸太郎選手と対戦して、全打席抑えたい!
佐々木:僕は智辯学園と対戦したい。春の選抜優勝したチームと戦ってみたいですね。

Q. 自分の力を試してみたいですよね。最後に、お2人にとって今年はどんな夏にしたいですか?

江花:一戦でも負ければ、高校野球が終わります。一つ一つの試合に全力を注ぎ、一戦一戦勝つことにこだわって甲子園出場します!
佐々木:最高の仲間たちと最高の舞台に立ち、最高の夏にしたい!

 江花 輝太選手、佐々木 英寿選手ありがとうございました!最後の夏を思いっきり楽しんでください!

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[page_break:「希望・情熱・感謝」]

「希望・情熱・感謝」

新潟県立村上桜ヶ丘高等学校

川崎 悟部長に質問!

Q. 新チームが始まってから、どんなチームを作り上げてきたでしょうか?

 打ち勝つ野球を目指し、練習に取り組んできました。また、投手を中心に最小失点に抑え、終盤まで粘り強く戦い切るチーム作りにも心がけいます。

Q. 最後に、夏に燃えるチームへ向けてメッセージをお願いします!

 「希望・情熱・感謝」をモットーに最後まで粘り強く戦い切る!

 川崎 悟部長、そして村上桜ヶ丘高校野球部の皆様ありがとうございました!夏の活躍を楽しみにしております!


今年も大好評!
【僕らの熱い夏2016 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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