県立羽水高等学校(福井)
福井県福井市にある県立羽水高等学校は、毎年100名前後の国公立大学合格者を出す進学校。1年時に職業観を身に付け、2年時に学部・学科はどのようなものがあるか、自分が就きたい職業に進むためにはどう学べばいいのかなどを学び、3年時に大学を選ぶ際に迷いなく邁進できるような仕組みを作るなど、きめ細かく計画立てられた指導を行っています。
卒業生には将棋のアマチュア選手で元女流アマ名人・アマ女王の石内 奈々絵さんや、第33代航空幕僚長の齊藤 治和氏らがいます。
野球部は2013年の春にベスト4進出。毎年上位進出を果たしている春江工を相手に、4対5と接戦を繰り広げました。
今年の春季大会では、1回戦はコールド勝ち。2回戦で啓新と対戦しましたが、1対2と惜敗しました。
「強豪私立に負けないように!」失点を少なく抑える戦い方は確立しつつあります。あと身に付けるべきは、爆発的な攻撃力。バランス感覚が抜群だというチームを、主将の三木 暁君に紹介していただきましょう!
チーム基本情報を紹介!
三木 暁主将(県立羽水高等学校)
■ 羽水高校の三木 暁君(学年:3年/役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 部員は何人いますか?
1年生が20人、2年生が13人、3年生が18人の計51人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
17時から19時まで練習をしています!
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
校庭は他部活動と共用。他に野球部専用室内練習場もあります。
冬や雨天でも問題なく練習できますね!
今年のチームについて
太田 雅大選手(県立羽水高等学校)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「バッティング」「仲のよさ」「一度盛り上がると止まらないこと」の3つです!
Q. 一度盛り上がると止まらないとは、勢いで圧倒されそうですね!では、新チーム発足以来、成長したと思うところはどんなところですか?
深いところまで考えて野球をすること、一人一人が自分の置かれている立場をしっかりと把握し、努力しているところです。それと、体格がとても大きくなり、しっかりしました!
Q. 技術的な面以外にも、考える力が成長したのですね!では、春季大会を振り返って収穫や課題はありましたか?
メンタルの弱さが課題となりました。守りの姿勢になってしまうことは、改善しなくてはいけません。
Q. メンタル面を鍛えるために苦しいメニューにも取り組んでいると思います。そんな苦しい練習メニューは、どのようにして乗り越えていますか?
みんなで声を出して煽りあってます!
Q. 仲間の声で奮起しているようですね!夏を迎えるにあたって、どんな気持ちで練習していますか?
今のままでは、私立の強豪校に負けてしまうという危機感を持って練習をしています!
Q. では、このチームのキーマンを教えてください。
Q. 3人は、どんな選手ですか?
エースの大澤はコントロールが抜群の投手です。
1番の上田は、足が速く、バッティングも良いのがウリです!
最後に、4番の太田は安定性があります。
この3人が盛り上がりの火付け役ですね!ありがとうございました!
続いて上田 晃平君(副主将)、大澤 樹君(副主将)の2人にお話を伺います!
上田 晃平副主将(県立羽水高等学校)
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
上田 晃平(以下「上田」):全部が好きです!
大澤 樹(以下「大澤」):最後まで諦めないところです。
Q. 一番好きな練習は何ですか?
上田:シートバッティングです!
大澤:上田と同じく、シートバッティングです。
Q. エースの大澤君もバッティングが好きなのですね!逆にキツいと感じる練習はありますか?
上田:階段メニューです。
大澤:筋力メニューです。
大澤 樹副主将(県立羽水高等学校)
Q. では、引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか?
上田:敦賀気比高校です。春のセンバツで優勝(試合レポート)しているので一度戦ってみたいです。
大澤:敦賀気比高校です。日本一のチームであり、同じ県内の学校だからです。
Q. これは夏に勝ち上がって戦わないといけませんね!一番好きな応援歌は何ですか?
上田:「サンバ・デ・ジャネイロ」です!
大澤:「アフリカンシンフォニー」です!
Q. それでは最後に、お2人が野球をする上でモットーにしている、好きな言葉はありますか?
上田:「好球必打」です!
大澤:「真っ向勝負」です!
ありがとうございました!
指導者が語る!このチームの強み
■八力 昌輝監督に質問!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってからどのようにチームを作り上げ、また、夏に向けてどんなチームを目指してきたのでしょうか?このチームの強みとともに教えてください。
走攻守にそつのない、バランスの取れたチームを目指してやって来ました。ある程度、失点の少ないチームに仕上がってきたので、夏の大会までに爆発的な打撃力を身に付けたいです。
このチームの強みは、バランスが良い所なので、細かい部分を鍛えて強豪校に挑戦したいです。
持ち味を存分に発揮して、長い夏にしてください!お話を聞かせていただき、ありがとうございました!