天理高等学校(奈良) 【近畿地区代表】
天理高等学校(奈良) 近畿地区4年ぶり4回目
チームデータ
代表決定までの経過
対戦日 | 大会名 | 得点 | 失点 | 対戦校 | 勝敗 |
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9月6日 | 秋季近畿地区大会奈良県予選 | 12 | 0 | 西の京高校 | ○ |
9月13日 | 秋季近畿地区大会奈良県予選 | 6 | 1 | 五條高校 | ○ |
9月21日 | 秋季近畿地区大会奈良県予選 | 11 | 1 | 奈良情報商高校 | ○ |
9月27日 | 秋季近畿地区大会奈良県予選 | 4 | 1 | 奈良高校 | ○ |
10月4日 | 秋季近畿地区大会奈良県予選 | 5 | 3 | 智辯学園高校 | ○ |
10月5日 | 秋季近畿地区大会奈良県予選 | 6 | 3 | 奈良大附属高校 | ○ |
10月25日 | 秋季近畿地区高校野球大会 | 10 | 3 | 報徳学園高校 | ○ |
10月26日 | 秋季近畿地区高校野球大会 | 3 | 2 | 大阪桐蔭高校 | ○ |
11月2日 | 秋季近畿地区高校野球大会 | 6 | 1 | 龍谷大平安高校 | ○ |
11月4日 | 秋季近畿地区高校野球大会 | 8 | 4 | 立命館宇治高校 | ○ |
登録選手
背番号 | 位置 | 氏名 | ふりがな | 学年 | 身長 | 体重 | 投 | 打 | 出身校 |
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1 | 投手 | 齋藤佑羽 | さいとう ゆう | 2 | 166 | 63 | 左 | 左 | 高雄中 |
2 | 捕手 | 堤田礼雄 | つつみだ れお | 2 | 180 | 73 | 右 | 右 | 今津中 |
3 | 一塁 | 坂口漠弥 | さかぐち ひろや | 2 | 185 | 90 | 右 | 右 | 八田荘中 |
4 | 二塁 | 前久保智也 | まえくぼ ともや | 2 | 169 | 66 | 右 | 右 | 桜井中 |
5 | 三塁 | 川崎浩大 | かわさき こうだい | 2 | 180 | 74 | 右 | 右 | 門真第七中 |
6 | 遊撃 | 貞光広登 | さだみつ ひろと | 2 | 174 | 69 | 右 | 左 | 八尾中 |
7 | 左翼 | 棟田圭祐 | むねた けいすけ | 2 | 173 | 75 | 右 | 左 | 和白丘中 |
8 | 中堅 | 舩曳海 | ふなびき わたる | 2 | 182 | 72 | 右 | 左 | 朝日中 |
9 | 右翼 | 冨木崚雅 | とみき りょうが | 2 | 182 | 81 | 右 | 右 | 大的中 |
10 | 投手 | 王子修 | おうじ しゅう | 2 | 180 | 76 | 右 | 右 | 天理中 |
11 | 投手 | 森浦大輔 | もりうら だいすけ | 1 | 173 | 67 | 左 | 左 | 緑ヶ丘中 |
12 | 投手 | 仲野芳文 | なかの よしふみ | 1 | 179 | 82 | 右 | 右 | 天理中 |
13 | 捕手 | 前田拓海 | まえだ たくみ | 1 | 169 | 82 | 右 | 左 | 五條中 |
14 | 捕手 | 福丸和起 | ふくまる かずき | 2 | 168 | 64 | 右 | 右 | 弥刀中 |
15 | 投手 | 野田侑平 | のだ ゆうへい | 2 | 181 | 76 | 左 | 左 | 城西中 |
16 | (内野) | 森俊介 | もり しゅんすけ | 2 | 175 | 77 | 右 | 右 | 新東淀中 |
17 | (外野) | 杉森大志 | すぎもり たいし | 2 | 178 | 73 | 右 | 左 | 光陽中 |
18 | 捕手 | 林頼愛 | はやし らいあ | 1 | 175 | 87 | 右 | 左 | 中間南 |
チーム紹介・投手紹介
【チーム紹介】
公式戦10試合で7本塁打と強打で近畿を制した天理。上位だけではなく、下位を打つ選手も、長打力があり、全国トップクラスの強力打線はまさに必見だ。
1番舩曳 海は均整がとれた体格と快足ぶりが際立つ好打者。2番斎藤 佑羽は投手を務めるが、バットコントロールが良く、粘り打ちも出来て、相手投手にとっては嫌な打者。
右投手、左投手問わず快打を連発。打撃の完成度の高さならば、天理ではトップの貞光 広登は要注意打者。4番坂口 漠弥は185センチ90キロと恵まれた体格をしており、豪快なスイングからどのコースの球も強烈に引っ張り、強打者揃い天理の中でも、別格の打撃を見せている。公式戦3本塁打を放った長打力を披露することが出来るか。5番冨木 崚雅もパンチ力ある打撃が光り、息が抜けない。
準々決勝の大阪桐蔭戦で勝負強い打撃を披露し、2打点の活躍を見せた川崎 浩大、下位ながら長打力がある堤田 礼雄とマークすべき打者が非常に多い。
また長打だけではなく、エンドラン、盗塁など、ここ一番で小技を絡める硬軟自在な攻撃も脅威で、橋本監督の采配も見逃せない。
【投手紹介】
今年の天理は2人の左腕投手の活躍が光った。
エースの斎藤 佑羽は、左サイドから投げ込む直球は、125キロ前後だが、出どころが見難く、コーナーを丹念についた投球が持ち味。いかに打たせて取るかがテーマとなる。
大阪桐蔭相手に2失点完投勝利の森浦 大輔は、橋本監督期待の好左腕。中学までは軟式出身。投げ方をしっかりと教え込んだ結果、1年夏からデビュー。夏の奈良大会決勝で先発するまでになったが、打ち込まれ悔しい敗戦。
その悔しさをバネに取り組んできた。左オーバーから投げ込む直球は常時120キロ後半~130キロ前半の速球はキレがあり、簡単には捉えづらい。またキレのあるスライダー、落差のある縦の変化球を交え、大阪桐蔭打線を抑えた。
■高校別データ:天理
(文・河嶋 宗一)