第4回 社会人野球から学ぼう 鷺宮製作所 村上 純平 「できる限り強い打球を打つ」ための心技体2013年10月29日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
社会人野球から学ぼう 鷺宮製作所 村上 純平 「できる限り強い打球を打つ」ための心技体

 社会人野球で「東京屈指のスラッガー」と言われている村上 純平選手。2007年第78回都市対抗野球大会優秀選手という実績。さらに2010年から今年まで、4年連続都市対抗野球東京代表チームに補強選手として呼ばれている事実が、その実力を裏付けている。そんな村上選手の秘められた打撃論に迫る!!

【目次】
[1]覚醒前夜 / [2]心:覚悟から生まれた余裕 / [3]技:最悪の「タイミング」と最高の「軸」 / [4]体:重いバットで鍛えた野球用の筋肉


ふつう、ホームランバッターと聞くと豪傑のようなデカくてゴツいキャラクターをイメージしやすいのではないか。しかし、目の前に現れた村上純平選手は、少年のような笑顔を浮かべ、気さくに人と接してくれる“愛されキャラ”だった。
「自分でいうのもなんですけど、先輩や後輩にイジられることは多いです(笑)」
 人と溶け込みやすいキャラクターが、都市対抗で4年連続補強選手に呼ばれている理由のひとつかもしれない。そんな村上選手は言う。
「自分のことをホームランバッターだとは思ってないです。そう思って打席に立ったことはないですね。ただ、点差やカウント、ランナーの有無といった状況に応じて、ホームランが必要な場面では狙うこともあります。そういうときは大抵打てないんですが(笑)、ホームランは選択肢のひとつです」

  のっけからテーマを否定された気もするが、世間からは強打者との評価を得ている。では、実際打席に立つときにイメージする理想のバッティングとは、どんなものだろう。「理想のバッティングは、右中間、左中間のフェンスにダイレクトで当たるライナーの打球を放つことです。極端にいうと、セカンドやショートの頭少し上を超えるぐらい低い弾道でフェンスにぶち当てるイメージです」
  つまり「できる限り強い打球を打つこと」。村上選手の打撃哲学は、この1点に集約される。

 

【次のページ】 覚醒前夜

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第157回 2018年U-15代表の現在地。野手陣もそれぞれ強豪チームの中心選手に成長【高校野球コラム】
鎌倉学園vs桐蔭学園【神奈川県 2020年秋の大会 神奈川県秋季大会】
第137回 福原、畔柳、藤森…2018年U-15代表のコーチが語る逸材たちの素顔【東日本編】【高校野球コラム】
第5回 思い通りにならなかった桐蔭時代、それでも最後までやり抜いた経験が財産となる。プロを経験し経営者として活躍 株式会社GSL・小野剛社長(桐蔭学園OB)【人生で大切なことは高校野球から教わった】
第1004回 2020年の神奈川の勢力図は?第一勢力~第三勢力を紹介!【大会展望・総括コラム】
第1146回 元プロを父に持つ中学通算本塁打20本以上の長距離砲 小野勝利(狭山西武ボーイズ)が狙うは高卒プロ入り 【2020年インタビュー】
第996回 日大藤沢、慶応義塾など春、夏に躍進が期待できるチームたち【後編】【大会展望・総括コラム】
第1047回 覚醒目前!強打の核弾頭・森敬斗(桐蔭学園)を目覚めさせた指揮官のワンポイントアドバイス 【2019年インタビュー】
向上vs桐蔭学園【神奈川県 2019年夏の大会 第101回選手権記念 神奈川大会】
向上vs桐蔭学園【神奈川県 2019年春の大会 神奈川県春季大会】
啓新vs桐蔭学園【第91回選抜高等学校野球大会】
第887回 指揮官も全幅の信頼を寄せる進藤勇也(筑陽学園)の捕手力 【2019年インタビュー】
第869回 「あれこれ考えない思い切り」が福岡大真(筑陽学園)の打撃を生み出した 【2019年インタビュー】
第885回 プレーに「粘り」を求め続ける新進気鋭の切り込み隊長・中村敢晴(筑陽学園) 【2019年インタビュー】
筑陽学園vs桐蔭学園【2018年 第49回明治神宮野球大会】
桐蔭学園 【高校別データ】

プロフィール

神長英一
村上 純平 (むらかみ・じゅんぺい)
  • 経歴:桐蔭学園高校
    −法政大学
    −鷺宮製作所
  • タイプ:右投左打
  • 身長体重:180cm/85kg
  • ポジション:外野手
  • 生年月日:1983年4月11日
  • 出身地:東京都
  • 上記データは掲載時のものとなります。
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム