東海大菅生、国学院久我山など私学の強豪にも強打者揃い

 東海大菅生の主将・前田 蓮内野手(3年)は、田中 幹也(現中日)以来続く名遊撃手の系譜を受け継ぎ、攻撃面でも試合を動かす存在である。東海大菅生では、小上防 登生内野手(3年)も注目だ。ライナー性の打球で柵越えをする振りの鋭さは一級品だ。

 日大三の主将・本間 律輝外野手(3年)は、昨夏の西東京大会では2試合連続で先頭打者本塁打を放つなど、チームに勢いをつける打撃をする。やはり昨夏を経験している松岡 翼内野手(3年)は、打撃、遊撃手の守りともにうまさがある。投手陣の柱である近藤 優樹(3年)は、カーブ、チェンジアップなど変化球のキレが鋭い。

 左腕投手では、佼成学園の熊谷 憲祐(3年)も注目の存在。昨年の秋季都大会では帝京に敗れはしたものの、被安打4,自責点0に抑えている。

 工学院大付の岩月 幸大投手(3年)はまだ粗削りながら、身長186センチの大型左腕としての期待がかかる。国士舘の鎌村 曜平投手(3年)も球威のある左腕投手だ。左腕投手でも、日大二の宮村 笑琥(3年)、錦城の宮地 晴大(3年)、拓大一の岡部 蓮(3年)はうまさが光る投手だ。

 右腕投手では、明大八王子の下手投げ・上原 和玖(3年)、法政を6年ぶりのシード校に導いた横手投げの福田 悠成(3年)も注目だ。また三塁手との二刀流で府中東を初のシード校に導いた齋藤 拓真投手(3年)は、サイド気味のフォームからテンポよく投げ込み、春季都大会では立正大立正早大学院を破った。マウンド上の雰囲気は、1980年に都立校初の甲子園出場を成し遂げ、後に東大でも活躍した市川武史に似ている。

 國學院久我山の柳本 晴(3年)は投手と三塁手の二刀流で、投打でチームを引っ張る。國學院久我山のモネケ ジェレミー結内野手(3年)は、代打での出場が多いが、身長190センチ、体重118キロの巨体が持つ可能性にプロも注目している。

 都立では豊多摩の中村 拓磨投手(3年)は、昨夏の西東京大会で創価を5回無失点に抑えている。創価の小牧 莉央外野手(3年)は打撃のうまさが光る。一発の魅力では世田谷学園の坂本 勇希内野手(3年)が群を抜く。駒大の主将・福本 拓生(3年)は、1年の夏から公式戦に出場している強肩強打の捕手だ。

<西東京注目選手>

早稲田実 中村 心大投手(3年)

早稲田実 中村 晴翔捕手(3年)

早稲田実 川上 真内野手(3年)

日大鶴ケ丘 住 日翔夢投手(3年)

日大鶴ケ丘 小林 駿斗投手(3年)

八王子 古山 球道投手(3年)

八王子 新井 唯斗内野手(3年)

東海大菅生 上原 慎之輔投手(3年)

東海大菅生 川崎 稜太投手(3年)

東海大菅生 藤平 寛己投手(3年)

東海大菅生 前田 蓮内野手(3年)

東海大菅生 小上防 登生内野手(3年)

日大三 本間 律輝外野手(3年)

日大三 松岡 翼内野手(3年)

日大三 近藤優樹投手(3年)

佼成学園 熊谷 憲祐投手(3年)

工学院大付 岩月 幸大投手(3年)

国士舘 鎌村 曜平投手(3年)

日大二 宮村 笑琥投手(3年)

錦城 宮地 晴大投手(3年)

拓大一 岡部 蓮投手(3年)

明大八王子 上原 和玖投手(3年)

法政 福田 悠成投手(3年)

府中東 齋藤 拓真投手(3年)

國學院久我山 柳本 晴投手(3年)

國學院久我山 モネケ ジェレミー結内野手(3年)

豊多摩 中村 拓磨投手(3年)

創価 小牧 莉央外野手(3年)

世田谷学園 坂本 勇希内野手(3年)

駒大 福本 拓生捕手(3年)

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