2025年春季の第72回東北地区高校野球大会に向けた東北各県の春季県大会がようやくスタートする。9日の山形、青森での開幕を皮切りに、東北でも「春」がやってくる。
各県の今後の予定は以下の通り。
【青森】=9日開幕
【岩手】=9日抽選、16日開幕
【秋田】=10日開幕
【宮城】=16日開幕
【山形】=9日開幕
【福島】=9日抽選、16日開幕
青森では先に行われたシードを決めるブロック大会で、V候補筆頭の青森山田に加え、八戸学院光星も黒星を喫して、県大会の第1シードが取れなかった波乱があり、県大会でも混戦模様となっている。
山形では、順当に鶴岡東、日大山形、山形城北が第1シードに座り、大会を引っ張る役を演じそうだ。
9日に抽選が行われる岩手と福島では、予選を勝ち抜いたチームが県大会に挑む。岩手では花巻東、福島では聖光学院の今センバツ組の組み合わせが気になるところ。
秋田は予選がなく10日に開幕するが、初戦の2回戦で、第1シードの秋田商がノーシードの明桜と対戦することが決まっている。秋田を代表する強豪の初戦からの激突に注目が集まる。
宮城は8日に組み合わせが決定。仙台育英は東北学院と日本ウェルネス宮城の勝者と、東北は大崎中央と仙台三の勝者と、それぞれ対戦することが決まった。
九州、四国では地区大会が終わり、他地区大会もこれから本格化していく。ゴールデンウィーク期間中には、北海道も支部予選が開幕した。東北大会はこれからが「春真っ盛り」となる。