2025年の第77回春季関東地区高校野球大会群馬県予選は3日、準決勝が行われ、健大高崎と桐生第一が決勝に進出。茨城で17日に開幕する関東大会への出場を決めた。
健大高崎は7回コールドの10対2で前橋育英に逆転勝ちした。4回までは0対2とやや劣勢も、5回に4点を奪って逆転すると、7回には伊藤 大地内野手(3年)の3ランなどで5点を奪ってコールド勝ちした。先発のプロ注目・155キロ右腕、石垣 元気投手(3年)は7回を3安打2失点と好投。前半こそ本塁打を許すなど失点を許したが、7三振を奪うなど本来の投球でチームを関東大会へ導いた。
桐生第一は7対3で、昨秋準優勝の東農大二に競り勝った。2回に1点を先制されたが5回に3点を奪って逆転。その裏に追いつかれたが、6回に4点を勝ち越した。東農大二の先発、プロ注目右腕・山田 琉聖投手(3年)を攻略し、7安打で7得点を挙げ6回でKOした。
健大高崎は4年連続11度目、桐生第一は、2014年以来、11年ぶり10度目の関東大会に挑む。
決勝は4日に予定されている。