<令和7年 春季関東地区高校野球 埼玉県大会:花咲徳栄14-2山村学園>◇29日◇3回戦◇埼玉県営野球場
山村学園は3回戦で花咲徳栄と対戦したが、投手陣が打ち込まれ13安打14失点を喫し、7回コールド負けとなった。ただ山村学園の投手陣は1人1人の能力は悪くない。
先発の濵本 悠希投手(2年)は右オーバーから常時130キロ中盤、最速137キロの速球を投げ込む本格派右腕、2番手の早川 拓臣投手(3年)は右サイドから最速136キロは威力があり、120キロ前後のスライダーの切れ味もよい好投手で、3番手・菊村 崇投手(2年)は最速137キロの速球、120キロ前半のスライダーを投げ込む本格派右腕で、4番手・島本 琥聖投手(1年)は1年生ながら最速132キロの速球を投げ込み、潜在能力は高い。
ここまで試合を見ても、130キロ台の投手を4人以上揃えるチームはなかなかない。県内では上位に入る投手陣で、岡野監督は手応えを感じていた。
「オープン戦でも勝ち続けて、今回登板した投手も強豪校相手にもしっかりと結果を残していました。手応えを持って臨んだので、花咲徳栄さんとは対等に戦うつもりでした」
しかし結果は14失点だった。ただ、飛球を落球するなど守備のミスが相次ぎ、投手陣が苦しくなってしまったのも一つの要因だろう。岡野監督は「うちは継投策を行いますが、例年ならば左投手が入ったりいろんな投手がいます。今日はすべて右。もちろん左投手も育てていますが、なんとか夏に間に合わせたいですね」と語る。
投手、守備ともに立て直しが必要な試合となったが、試合後の岡野監督はショックを隠しきれない様子だった。
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