【センバツ】2年前は大阪桐蔭が記録的優勝をマーク、今年は新記録がいくつ誕生するのか
第96回選抜高校野球大会(センバツ)が、いよいよ18日に開幕する。開幕を前に、これまでのセンバツ記録をおさらいしておきたい。
昨年、2023年(第95回大会)では、仲田 侑仁内野手(沖縄尚学=現広島)が大会史上28本目の満塁本塁打を放った。大会第1日の第3試合、ナイターのなかで行われた沖縄尚学(沖縄)ー大垣日大(岐阜)戦で、4番の仲田が左中間への豪快アーチを放ったのは記憶に新しい。仲田は昨年秋のドラフトで広島から4位指名を受けてプロ入りを果たした。
2年前は、大阪桐蔭(大阪)が、圧倒的な攻撃力を誇って優勝した。準々決勝の市立和歌山(和歌山)戦で6本のアーチを放ち、PL学園(大阪)が持つ1試合最多本塁打記録に並んだだけでなく、チーム大会通算最多本塁打の11本の記録も樹立した。
今大会では、大阪桐蔭のほか、「記録保持チーム」が出場する。広陵(広島)は、2003年決勝(対横浜)で20安打を放ち決勝での最多安打記録を樹立している。
東海大福岡(福岡)は、東海大五時代の1985年の1回戦で広陵相手に、5回に1イニング最多連続得点となる9得点をマーク。最多連続打数安打の9本、1イニング最多安打の10本のタイ記録も樹立した。0対4で迎えた5回に一気に10得点を挙げるなど11対4で広陵に快勝している。
2019年には山梨学院(山梨)が1回戦の札幌第一(北海道)戦で24対5で勝利したが、24安打を放ち、智辯和歌山(和歌山)に並ぶチームの1試合最多安打のタイ記録をマークしている。
高知(高知)は、1975年決勝(対東海大相模)の13回にチーム1イニング最多三塁打3本の記録を持つ。
新基準バット元年となり、打撃部門での記録樹立は難しいかもしれないが、違う形で今大会で新記録の誕生があるかもしれない。
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