今年のドラフトで指名された“二世選手”に注目!独立リーガーの息子も巨人入団!
左から度会隆輝、宇都宮 葵星、高見澤郁魅
11月、12月で各球団の新入団選手発表が行われたが、近年注目度が高まっている父がプロ野球選手(NPB)の二世選手。今年、プロ野球選手になったのは4人いる。
まずはDeNA1位の度会 隆輝内野手(横浜-ENEOS)だ。社会人を代表する強打者で、22年の都市対抗優勝に貢献している。度会の父はヤクルトで勝負強い打撃で活躍した度会 博文氏で、父はNPBで通算173安打、9本塁打を記録している。
同じくDeNAの育成1位となった高見澤 郁魅内野手(敦賀気比)は今年の選抜にも出場した巧打の三塁手で、野球センスも抜群。高見澤の父・高見澤 考史氏はオリックスでプレーし、通算4本塁打を記録している。
ソフトバンクから育成5位指名された星野 恒太郎投手(福岡大大濠-駒澤大)の父・星野 順治氏は前身球団のダイエー、ソフトバンクで計50勝をマークしており、星野は速球派右腕として能力を高く評価されている。
もうひとつのケースとしては、巨人育成3位の宇都宮 葵星内野手(松山工-愛媛マンダリンパイレーツ)。父・勝平氏は2005年から愛媛マンダリンパイレーツで投手として3年間プレー。独立リーグでプレーしていた選手の息子がNPBに所属するというのもなかなかない。宇都宮は50メートル走5秒9、遠投100メートルという恵まれた身体能力に加え、速球投手に振り負けない打撃スタイルが持ち味だ。
二世たちがどんな活躍を見せるのか、注目だ。