青稜VS広尾学園
青稜先発の小田川が投打で活躍!初回から試合を有利に進め勝利をつかむ
〈第105回全国高校野球選手権東東京大会:青稜9ー1広尾学園(8回コールド)〉♢10日♢2回戦♢大田スタジアム
青稜は1回、先頭の1番・下村 一真内野手(3年)が左越え二塁打でいきなりチャンスを作り、盗塁を決め無死三塁とする。続く打者が四球、さらに盗塁を決め、暴投で1点を先制。2死から5番・小田川 昂平投手(3年)の右前適時打で2点目を加え、幸先の良いスタートを切る。
青稜の先発エースの小田川は、初回に内野安打と二塁打で1死二、三塁のピンチを迎えるが、後続をきっちりと抑え、立ち上がりとしては、まずまずの出来だった。
2回以降も安打を許すが4回まで無失点に抑える。5回には二塁打と内野安打で1点を取られるも、内外角、高低を使いながら相手打線に的を絞らせない投球で変化球も上手く使いながら6回まで1失点に抑えていた。
投打で活躍したエースの小田川は「初回チャンスで回ってきて、1点止まりだと相手に流れがいってしまうため、何がなんでも追加点が欲しく、球を絞って打席に立ち、結果いい場所に飛んでくれました」とホッとした表情を浮かべていた。
投球では「6回まで投げ6安打されましたけど、落ち着いて投げられていました」と落ち着きのある投球を見せた。
反省点としては「5回、ベースカバーのミスから1点取られてしまったので、次からは状況をしっかりと考えてからカバーに入りたい」と口元を引き締めていた。
次の投球でも「今日以上の結果を残したい」と強い覚悟を口にした小田川。次戦でも投打で活躍を誓った。