鹿屋中央vs川内商工
幕切れは重盗・鹿屋中央
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<第104回全国高校野球選手権鹿児島大会:鹿屋中央7-6川内商工>◇14日◇3回戦◇平和リース
鹿児島の高校野球史に刻まれる大逆転劇になるかもしれない。
立ち上がり、川内商工は先頭の1番・牛ノ 濱汰輝(3年)が中越え三塁打で口火を切り、犠牲フライで先制する。更に5番・二ノ方 律来(2年)の右越え三塁打、6番・軸屋 浩志(3年)の右前適時打で計3点を先取した。
4回には9番・土屋 颯吾(3年)の中前適時打で4点目を挙げ、6回は9番・土屋の2打席連続適時打、1番・牛ノ濱の犠牲フライで2点を追加し、優位に試合を進めていた。
鹿屋中央は5回裏に1点を返したが、6回以降、毎回複数の走者を出しながら、あと1本が出ず。コールドは阻止したものの、劣勢のまま9回裏を迎えた。
5点差を追いかける9回裏、2つの四球とエラーで1死満塁とし、5番・川井田 利気(3年)の右前2点適時打で反撃の口火を切る。
更に満塁とチャンスが続き、途中出場の7番・土持 紅侑(3年)が走者一掃の中越え二塁打を放って、一気に同点に追いついた。
なおも2死一、三塁とサヨナラのチャンスに、意表を突く重盗が決まり、三走・土持が生還。2時間19分の熱戦の幕切れとなった。
(取材=政 純一郎)