加治木工vs串木野
4番・石原、意地の1点をもぎ取る・串木野
朝方降り続いた雨のため、開催が危ぶまれたが、午前中で雨は上がり、開始予定時刻から2時間19分遅れの午後0時19分に[stadium]平和リース球場[/stadium]の開幕戦がスタートした。
加治木工は1回裏、一死一三塁と先制機を作り、4番・花田太樹(3年)がセンターオーバーの2点タイムリー二塁打を放って先制した。
2回は相手の暴投、3回は二死から出塁し、足を絡めて、7番・堀ノ内幹太(3年)のレフト前タイムリーと毎回得点でそつなく突き放した。
4回一死まで無安打に抑えられていた串木野は2番・肥前壱希(1年)がチーム初安打で出塁。併殺崩れでチャンスが潰えたと思われたが、4番・石原雅紳(3年)がレフトオーバー二塁打を放ち、意地の1点をもぎ取った。
加治木工は6回にも暴投と4番・花田の犠牲フライで2点を追加。花田は3打点と4番の働きをした。
先発の左腕エース國藤伊織(3年)は6回まで投げて被安打3、1失点の好投でリズムを作り、鶴田明久(3年)、郭凛太(3年)とつないで追加点を許さなかった。
(文=政 純一郎)