目黒日大vs高輪
就任1年目、高輪の加藤 良輔監督がベンチで見ていた選手たちの姿
ベンチから指示を送る加藤 良輔監督(高輪)
東東京大会2回戦・目黒日大と高輪の一戦は、高輪の先発・中村 俊貴は初回から目黒日大打線に捕まる。打者13人に5安打10失点と流れを止めれなかった。
ベンチで見ていた高輪の加藤 良輔監は「みんなで同じ方向を向いてやろうと常に言ってきたので、そこだけはブレないようにと思っていました」と一方的な展開も最後まで顔をあげた。選手たちも「14人全員で声を掛け合っていました」。劣勢の状況の中でも声が止む瞬間はなかった。
前任の江口監督が昨年で退任し、今年の春からに就任した加藤監督。「『江口監督に一勝を』を合言葉にやってきたので、それが達成できたことはよかったです」。江口前監督にも「よくがんばった」と労いの言葉をかけてもらったという。この試合を戦い抜いた選手たちには「ここで終わりではないので、この敗戦をこれから先の糧にしてほしい」とエールを送った。
(記事=藤木拓弥)