試合レポート

中大附vs都立翔陽

2020.07.25

下級生主体で初戦に挑み勝利した中大附!主力3年生が試験から戻るまで勝ち残る!

中大附vs都立翔陽 | 高校野球ドットコム
代理主将に任命された1番・渡邊慧一(中央大附、3年) 

 27日、[stadium]府中市民球場[/stadium]での1回戦・都立翔陽戦に臨んだ中大附。試合前に発表されたスタメンには背番号2桁の選手が7名並んだ。

 中大附は現在試験期間中で、主力3年生10名のうち7名が試合に来ることができなかった。大学の附属校で、今回の試験の成績が大学進学に大きく関わるためである。そんな中で代理主将として試合に出場した1番・渡邊慧一(3年)は、3打数2安打2得点の活躍。初回は左前安打を放ち先頭で出塁すると、3番・牧温人の右犠飛で先制のホームを踏んだ。

 幸先よく先制した中大附は4回にも2番・小川京祐の適時二塁打などで2点を奪い、序盤で4点のリードを奪う。6回、7回に3失点を喫し、一時1点差に詰め寄られるも、9回に5番・宮田太賀の本日2本目の適時打などで4点を奪い、最終回に都立翔陽を大きく突き放し、8対4で初戦突破を決めた。

 最後のアウトは二飛で二塁手を務める渡邊がウイニングボールを掴んだ。初戦を勝利に導いた渡邊は試合後、「(来れない3年メンバーに)勝利を報告することができてよかった」とまずは一安心。佐藤天馬監督も「次戦もまた試験と被り、来れるメンバーが限られますが、試験が終了するまでは勝ち残っていたい」と話し、主力3年生が戻るまで、負けないことを誓った。

(記事=編集部

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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