試合レポート

須坂創成vs蘇南

2019.07.08

須坂創成が猛攻で蘇南を圧倒

 正式の部員がバッテリーの2人だけで、ほかの部活から大勢の助っ人を借りた蘇南が、昨秋初めて県大会に進んでいる須坂創成に挑んだ。

 須坂創成は1回、1死から四球と敵失で一、三塁とすると1番・大島健太朗はライト線際に運び、2点を先制。さらに7番・小林泰聖からの3連続適時打で3点を加え、5点を先取した。
 須坂創成は2回も、先頭の3番・高野凌、4番・大島の安打で出塁すると、6番・上條壮太の打球は右中間を深々と破り、これがランニング本塁打でなって3得点。さらに敵失で出塁した走者を1番・山小桃汰の適時打やスクイズで、この回一挙6点を加え、試合を決定付けた。

 須坂創成はその後も代打・小林純也の2点ランニング本塁打などで得点を加え、5回までに22安打で21点を挙げた。

 須坂創成の先発、背番号11の上條(2年)は、被安打2、無四球の危なげない投球で5回を完封しコールド勝ちを収めた。

 蘇南は新入部員の3番・大久保和繁が4回にチーム初ヒットを放ち、5回にも1年生・小倉智昭が左前打して出塁したが、後続が倒れ、ホームにはかえって来られなかった。

(文:小池剛

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.05.13

【仙台六大学】“投手王国”にまたひとり…リーグ戦初登板初先発の東北福祉大・柴田由庵が史上15人目ノーヒットノーラン達成!

2024.05.14

【2024年春季地区大会最新状況】近畿大会、北信越大会、全道大会で出場校が決まる

2024.05.13

【首都大学】14季ぶりリーグ戦優勝の帝京大のエース左腕・榮 龍騰は「絶対にマウンドを譲りたくなかった」ストレートを軸にした投球で前回対戦の悔しさ晴らす11奪三振快投!

2024.05.08

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.09

プロスカウトは190センチ超の大型投手、遊撃手、150キロ超右腕に熱視線!この春、浮上した逸材は?【ドラフト候補リスト・春季大会最新版】

2024.05.09

【熊本】九州学院は城北と文徳の勝者と対戦<NHK旗組み合わせ>

2024.05.09

「指導者はどこにいる?」九里学園(山形)が 選手主体の”考える野球”で成果着々

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?