松戸六実vs松戸向陽
松戸六実、初回10点!5回コールド勝ち!
先制適時打を放つ小園(松戸六実)
第100回甲子園の最中、全国各地で秋季大会は開催されているが、甲子園が終わったことで、ようやく秋の大会に目に行く方も多いだろう。県大会出場をかけた千葉県秋季大会地区予選は猛暑の中、行われている。千葉県は夏の大会同様、3回、6回がグラウンド整備となり、水分補給に充てられている。そんな中、行われた松戸六実と松戸向陽の一戦は松戸六実が初回で圧倒し、コールド勝ちを収めた。
まず1回裏、1番加納の敵失からチャンスを作り、一死満塁から5番小園の中前適時打で2点を先制。さらに6番鈴木がセーフティバントが2ランスクイズという形になり、さらに2点を追加。その後、点を重ね、1回裏になんと10点を入れた。4回裏には8番藤原のランニングホームラン。
小刻みな継投策でつないでいき、最後は3番手・白石が抑えて試合終了。11対0の5回コールド勝ちで勝利を収めた。
松戸六実は1番加納の打撃が目を惹いた。体格が良く、腕っぷしを生かした強打が自慢の左打者。1回裏には適時二塁打を放ったように打球は鋭い。今後の進化が気になる選手だ。
(写真・河嶋宗一)