加世田vs鹿屋工
ワンチャンスで食らいつく・鹿屋工
雨で1時間以上の中断があったが、両者集中力を切ることなく、終盤まで1点を争う緊迫した展開だった。
初回に加世田は相手のエラーで先制したが、2回以降は加世田・夏越薫(3年)、鹿屋工・小脇海人(2年)、先発した両エースの好投などで中盤まではほぼ互角に競り合った。
動きがあったのは6回、加世田は一死二塁で4番・江口主勝(3年)のセンター前タイムリー、6番・北一輝(2年)のレフトオーバー二塁打で2点を加点し突き放した。
その裏、鹿屋工は二死から連続四死球、盗塁、捕逸で二三塁とチャンスを広げると、5番・二宮英稀(3年)がセンター前タイムリーを放ち、ワンチャンスで食らいついて再び1点差に詰め寄った。
7回の攻撃の前に雨で1時間10分の中断。7回以降は両者得点を奪えず、加世田が1点差で競り勝った。
(文=政 純一郎)
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