大阪桐蔭vs和泉
3年連続の春を目指す初戦
大阪桐蔭 山本ダンテ武蔵(3番ライト)
3年連続の選抜出場を目指す大阪桐蔭の初戦。1回に3番・山本ダンテ武蔵(2年)のタイムリーなどで一挙9点を奪い主導権を握ると、新エース・徳山 壮磨(2年)が3回を投げて1失点。4回からは1年生左腕の横川 凱(よこがわ・かい)がリリーフ。2イニングを無失点に抑え5回コールドゲームで和泉を破った。
公式戦初登板だった横川は、「少し緊張した。8月は調子が良かったが、9月になって思った球がいかなくなった。昨日のピッチングでも不安だったが、思い切って投げました」と振り返った。
打線では1番・藤原 恭大、2番・宮崎 仁斗、4番・山田 健太と1年生が上位に3人並ぶ。この日途中出場の根尾昂を含め、「(夏の)練習試合では1年生が半分くらい出ている試合もあった」と西谷 浩一監督は現状を話すが、「1年生が半分出ているようではダメですね。2年生に(まだ)軸がいない」と2年生の奮起も促す。3回以降は多くの選手を途中出場させたように、オーダーを含めてまだまだ固まっていないのが現在のチーム状態のようだ。
来週行われる3回戦は関大北陽と大阪国際大和田の勝者。「現時点では力不足。大会の中でどこまでできるか」と語る指揮官。1週間後、強い相手にどんな戦いを見せられるか?
なお、旧チームのエース・高山 優希(3年)と、左腕・岩本 悠生(3年)が大阪府高校野球連盟にプロ志望届を提出したことを首脳陣が明かした。週明けには日本高校野球連盟のホームページにも公表される見込みとなっている。
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