筑波大駒場vs都立神代・都立農業・都立富士
強い打球にこだわる!筑波大駒場打線が爆発し、7回コールド勝ち!
主将として引っ張る瀧澤(筑波大駒場)
都内を代表する進学校として注目される筑波大駒場。今年の筑波大駒場はとても活発に打つチームだ。
まず1回表、1番瀧沢の右前安打、2番仲井の内野安打で無死一、二塁のチャンスを作るとその後、一死二、三塁から5番壇の中前適時打で2点を先制。2回裏、都立神代・都立農業・都立富士の1番山下に適時二塁打を打たれ、1点を返されるが、3回表にも4番小林の三塁打から始まると、敵失で1点を追加。その後、無死満塁から押し出し四球、内野ゴロ、2番仲井の2点適時打で6対0とすると、4回表にも5番壇の三塁打から6番田中の犠飛で7対0に。その後、6回表には8番山西の2点適時打、7回表にも3番中原の犠飛で、11対1と大きく点差を広げた。
投げては1年から経験のある壇、5回からは左腕の山西、そして右腕・田中の継投リレーで代表決定戦へ進出した。この試合では14安打、11得点の大当たり。主将の瀧澤は「僕たちは強い打球を打つことにこだわっています。今日は緩いボールが多かったので結果として長打は多く、自分たちが目指す強い打球を打てることができて良かったと思います」と振り返った。
今年は多くのメンバーが夏を経験している。そのため打つことには自信を持っているようで、打ち勝つ野球を目指している。また試合中の様子を見るとキビキビと動くことができており、選手それぞれが指示したり、指摘しあって、自主性を高めようと努力している姿が見られた。
この夏は長野県で合宿を行うなど、本気で秋へ向けて準備をしてきた。都大会進出へ向けて、代表決定戦では全力を尽くす。
(文=河嶋宗一)
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