横浜vs相洋
猛打炸裂!横浜が5回コールドで相洋を破る
先発・藤平尚真(横浜)
[stadium]バッティングパレス相石スタジアムひらつか[/stadium]球場で行われた春季神奈川県大会3回戦第一試合は破壊力抜群の攻撃力があり、プロ注目右腕藤平 尚真擁する横浜と相洋の一戦。試合は横浜が猛打で圧倒し5回コールドゲームとなった。
横浜高校の先発は角度があり140キロ超のストレートが持ち味の藤平 尚真。初回、藤平は先頭の田畑にライト前ヒット、3番安藤に内野安打を許すもピッチャーゴロゲッツーでピンチをしのぐ。その裏の横浜の攻撃。4番村田 雄大がヒットを放ち先制する。
3回には先頭の長南がセンターへホームランを放ち、横浜打線に火がついた。二死から6番公家 響、7番藤平 尚真、8番徳田の連続安打などで5点を追加、この回打者一巡の猛攻で相洋先発・小島を攻める。
続く4回、4番村田のタイムリーヒット、7番藤平がこの日5打点目となるスリーランホームランを放ち11点差をつけ相洋を突き放す。
一方相洋の打線は初回こそチャンスを作るも、その後は藤平の威力のあるストレートにおされ出塁できずにゲームセット。終わってみれば11-0で横浜が5回コールドゲームを成立させて4回戦へ進出。
圧巻の打線は今日も健在で、3回にホームランを放った長南有航は背番号23の1年生。そして今日の試合でも代打で出場し、存在感を見せた期待の1年生万波 中正もベンチに控えている。さすが横浜と言わんばかりの選手層の厚さだ。また、先発の藤平は投げては5回二安打無失点の好投、打っては1本塁打を含む2安打5打点と投打にわたる活躍だ。まだまだ余力を残し、強打の横浜がどこまで進むか注目だ。
(写真・文=安 剛志)
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