薩南工vs国分
初回、7得点の猛攻・薩南工
初戦の大口戦が不戦勝だった薩南工にとっては、開幕から1週間が経ってようやく迎えた実質的な「初戦」になる。
初回、連続四球の走者を送って、4番・下野 舞和(3年)のレフト線二塁打で幸先よく先制する。下位打線もつないでチャンスを広げ、9番・小村 隼平(3年)が走者一掃となる右中間三塁打を放つなど、打者12人5安打4四死球で7得点。長く試合がしたかった情熱を一気にぶつけるかのような初回の猛攻で大勢をつかんだ。
4回には二死満塁から8番・濵﨑 佑都(3年)の走者一掃レフトオーバー三塁打、9番・小村がレフト前タイムリーで4点を加え、5回には途中出場の6番・田中 蒼志(3年)が2ランを放つなど、効果的な長打で効率よく得点を重ねた。
鹿児島国分は5回、3番・前田 一力(3年)のレフト前タイムリーと暴投で2点を返したが、序盤の失点が重く、5回コールドを阻止できなかった。
(文=政 純一郎)
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