中野西vs東京都市大塩尻
中野西、完封リレーで都市大撃破
春の地区予選で、センバツ帰りの松商学園と接戦を演じた東京都市大塩尻有利の前評判だったが、中野西が2投手の見事な完封リレーで2対0と格上のチームを撃破した。
序盤は東京都市大塩尻エース座本、中野西エース小林の両右腕による投げ合い。先手を取ったのは中野西。一死後、4番・上原 涼が左前打で出塁すると、暴投と5番・遠山 滉一郎の中前打で一、三塁。6番・高波 悟も左前打し1点先制。さらに2死満塁と攻め、9番・山口 賢人が死球を受け、押し出しで1点を加えた。
2点をリードする中野西は6回、一死を取ったところで散発2安打無失点の小林から2年生の小島に躊躇なくスイッチ。代わり端に内野安打を許した小島だが、落ち着いて併殺を取ると、その後も緩急を使って打たせてとる投球で都市大打線に的を絞らせず、完封リレーを完成させた。
東京都市大塩尻は小林の伸びのあるストレート、小島の緩急に攻めあぐね、フライが多かったほか、2併殺で好機を広げられなかった。
春は地区初戦敗退の中野西だが、安定した投手陣を軸にワンチャンスを見事に生かし、強豪私立を破った。
関連記事
・第97回全国高等学校野球選手権大会特設ページ
・あの学校の取り組みは?!長野県の野球部訪問を一挙紹介!
・夏よりも熱い!全国の野球部に迫った人気企画 「僕らの熱い夏2015」