桐光学園vs日大藤沢
序盤から着実に得点を重ね「取られたら取り返す」桐光学園!
先頭打者ホームランを放った大工原(桐光学園)
[stadium]サーティーフォー保土ヶ谷球場[/stadium]で行われた第2試合は桐光学園vs日大藤沢。
桐光学園の1番・大工原の先頭打者本塁打から始まった。2番・根本も左中間への2塁打で続くと、3番・恩地 偉仁の送りバントの処理での悪送球でさらに1点を追加する。2回に1点、3回に6番・田中 幸城の中前安打で2点を追加するなど、3回を終えて桐光学園が日大藤沢に5点差をつける展開となった。
しかし、日大藤沢も黙ってはいない。4回裏に先頭の4番・西川と5番・下地 滉太が安打で出塁したところで、桐光学園の投手が石山から中川 颯にスイッチするも、日大藤沢の勢いを止めることができない。7番・亀井、8番・秋元(太)、9番・本城、1番・中村の四者連続適時打で4点を返され、1点差まで追いつかれてしまう桐光学園。
しかし、その直後の桐光学園の攻撃で打線が大爆発する。
先頭の2番・根本が四球で出塁すると、3番・恩地が2点本塁打を放ち反撃ののろしを上げると、続く4番・松尾にも本塁打が飛び出す。その後も、安打や四球や相手のミスも重なり、5回表の攻撃だけで7点を挙げる打者12人の猛攻を見せ、「取られたら取り返す」ことを行動で示した。
ホームランを含む4打点の活躍の恩地 偉仁(桐光学園)
7回にも、5回の猛攻のきっかけを作った恩地の適時打で1点を追加し、13対4(7回コールド)で勝利を収めた桐光学園。
試合の序盤に得点を重ね、相手に反撃されても直後に追加点を挙げるなど、良い流れを作ることができたのではないだろうか。
勝った桐光学園は、5月2日に[stadium]サーティーフォー保土ヶ谷球場[/stadium]で、本日の第1試合の勝者・東海大相模との対戦が決まった。
東海大相模は、今大会の4回戦まで全ての試合で8得点以上を挙げてきた慶応義塾を零封したチーム。チャンスで確実に得点に結びつけることができるこが、勝敗を大きく左右するであろう。左打者を多く連ねる桐光学園が、東海大相模の左腕・小笠原 慎之介をいかにして攻略するか注目したい。
(文=佐藤友美)