横須賀大津vs相原
苦しい戦いを制した横須賀大津が3回戦進出!
力投を見せる小林(横須賀大津)
この流れを断ち切りたい横須賀大津だが、チャンスを作るどころかヒットが出ない。相原・豊島の力のある真っ直ぐに押されてしまう。守りでも得点こそ許さないものの、毎回走者を背負う展開に。
4回無失点の好投を見せた豊島(相原)
最終的に5対2のまま横須賀大津が逃げ切るも、選手たちの笑顔は少なかった。並木監督だけでなく、選手も同じ思いだったのだろう。
一方で敗れた相原の福田監督は「初回の攻防でチームの差が出てしまった。同じよう状況(初回に無死一、二塁の好機を作る)で得点できない。逆に守りでは得点されてしまった。浮き足立ってしまい、自分たちのペースに持ち込めなかった」と悔やんだ。
その中でも先発した松浦、2番手の豊島と力のある球を投げる「2枚看板(福田監督談)」が光った。特に2番手の豊島の左腕から投げ下ろす直球は目を見張るものがあった。
勝った横須賀大津は苦しい試合だったものの、先発した小林は9回を2失点にまとめ、その実力を見せた。「夏は勝ちという結果だけで良いが、秋はそうはいかない。幸いなことに次戦まで1週間ある。しっかり練習したい。」と並木監督。次戦の相手は強豪・桐蔭学園。今日の苦しい戦いを糧に、どのような試合を見せてくれるのか注目したい。
(文=編集部)