指宿商vs大島
若松が4打点の活躍・指宿商
指宿商が攻守で優勢に試合を進め、春の県大会4強の鹿児島大島にコールド勝ちした。
指宿商は初回、一死満塁から5番・平原大地(3年)のスクイズで先制すると、6番・若松朋也(2年)が走者一掃のセンターオーバー三塁打を放ち、3点を先制する。
5回にも若松がレフトオーバーの二塁打を放ちリードを広げた。若松は春の県大会・川内商工戦で敗戦につながる痛恨のエラーをしており、4月で転勤した福留龍一監督から「この悔しさは夏に晴らせ!」と言われた選手が奮起して結果を出した。
8回には1番・今林昇太郎(3年)の右中間三塁打などで更に3点を加えた。
エース稲子大海(3年)は、右サイドスローから、緩急自在の投球で鹿児島大島打線に的を絞らせず、90球の完投勝利だった。
(文=政 純一郎)