船橋東vs我孫子二階堂
船橋東が接戦を制し、2回戦進出
12日から開幕した第95回千葉大会。千葉県野球場の第1試合は船橋東と我孫子二階堂の対決だ。
1回裏、船橋東は1番笹崎が左前安打で出塁。2番津田は見逃し三振で一死となったが3番池田の死球で一死一、二塁となって4番田村が左中間を破る長打で2点を先制。
さらに3回裏、船橋東は3番池田の中前安打。池田は盗塁を仕掛け、4番田村 健太(3年)は三ゴロ。5番小林優介(3年)は四球、6番小西 貴之(2年)は一、二塁間へ転がる内野安打でチャンスを広げると、8番本田の左前安打で3点目を入れる。
4回表、我孫子二階堂は4番塩屋 康平(3年)が左前安打、5番新國 将大(3年)が二ゴロ。一塁走者のみアウトとなって、一死二塁。続く6番丸田 大介(3年)、7番森谷 拓巳(3年)の連続四球で満塁とすると、8番若井 悠真(3年)がスクイズを決めて9番中村 連(3年)が右前適時打で2点目。二塁走者もホームへ突っ込むが、好返球に阻まれ、タッチアウト。
5回裏、船橋東は5番小林が中前安打で出塁、6番小西の犠打を三塁手が悪送球。送球が大きく逸れて、ライトのカバーも遅れ、一気にホームイン。船橋東は1点を追加し、4対2となる。
7回表、追う我孫子二階堂は一死三塁から1番高地 郁弥(3年)の遊ゴロの間に1点を返し、4対3に。その後も、攻め立てるがあと1本が出ず、試合終了。船橋東が2回戦進出を決めた。
船橋東の先発・小林が粘り強い投球とそれに応えるバックの守備が光った。
(文:河嶋 宗一)