糸島vs筑紫丘
わいわいがやがやの糸島・元気野球、薄氷の勝利
「今日は、応援ありがとうございます。野球ができることに感謝し、東北の方々が、元気になるよう、プレイをします。」試合前、応援席に挨拶する主将のことば。
「グランドキーパー、ありがとうございます。ライン引きありがとうございます。」
グランド整備毎のベンチ入りメンバーのことば。
糸島は、感謝のことばを機会ごとに発する。試合中は、ベンチから「気付き」のことばを、大声でがなる。観ていて、気持ちのいい元気野球が、辛勝した。
2年連続、選手権福岡予選ベスト8の糸島を追いつめた、筑紫丘も負けずの、声だしだ。シーソーゲームで押されながらも、流れを糸島に渡さない。
最終回、無死一・二塁から、4番奥薗が、安打を放ち、7番・小板橋の犠牲フライで一点差まで詰めよったが、あと一歩届かなかった。
リリーフの背番号1の小平田が、ピリッとせずに、リズムが悪かったことを反省した主将、
「こんな野球をしたけど、応援ありがとうございます。次も、よろしくお願いします」とは、試合後の挨拶だ。
ゲーム毎の「気付き」を次戦につなぎ続ければ、3年連続のベスト8も見えてくるぞ、ガンバレ!糸島。
(文・撮影=PNトマス)