大阪桐蔭vs大阪園芸
大阪桐蔭が完勝で初戦突破!(8回)
昨夏の全国大会優勝校・大阪桐蔭が登場。10-0の5回コールドで大阪園芸を降し、2回戦進出を決めた。
大阪桐蔭は初回から打線が爆発。1回裏、相手投手の乱れを突いて好機を作り、1死、2、3塁とすると、4番・中谷が適時三塁打を放ち2点を先制。5番・山口の犠牲フライでさらに加点した。2回には、四球で無死満塁とすると、押し出しで1点、3番・松下が走者一掃の適時三塁打を放った。さらに、この回に1点を加え、試合の大勢を決めた。
投げても公式戦初先発の室井が、走者を自らの3四死球のみにとどめ、後続につないだ。2番手で登板した福井も好投。オールストレートで、圧巻の6者連続三振でしっかりと締めた。
大阪桐蔭にとって、この夏の持つ意味は大きい。この春の選抜への出場はならず、PL学園、金光大阪に後れを取ったからだ。特に、実質、選抜を逃した昨年秋近畿大会の準々決勝・金光大阪戦では2点を先行しながら、終盤に追いつかれ、ひっくりかえされた。
「昨年の秋はあとアウト4つだったのをひっくり返された。その悔しさもありますし、昨年先輩らが果たされた全国制覇を汚せないという思いもあります。やるしかないんで、攻めていきたい。きょうはそれができた」とは主将を務める中谷である。
昨夏の栄冠、昨秋の屈辱、この世代の思い。すべてをぶつける大阪桐蔭の夏が始まった。
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大阪園芸 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||
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大阪桐蔭 | 3 | 5 | 0 | 2 | X | 10 |
大阪園芸 藤原-松矢 大阪桐蔭 室井,福井 - 細谷,江村