明日から全日本大学野球選手権 今大会は7校が女性主務!
28年ぶりの出場となった関西学院大学
第70回全日本大学野球選手権記念大会が7日に神宮球場と東京ドームで開幕する。
全国26連盟の春季リーグ戦・代表決定戦を勝ち抜いた27大学(九州地区大学野球連盟は北部と南部の2校)が大学日本一を争う。
例年は開幕前日に開会式が行われていたが、今大会は新型コロナウイルス対策のため、神宮球場の開幕戦に登場する2チームが参加して、7日午前8時15分から簡素化した形で行われる。選手宣誓は開幕戦に出場する石巻専修大(南東北大学野球連盟)の門脇瑠太主将(4年・九里学園高)。
午前9時から神宮と東京ドームで1回戦合わせて7試合が行われる予定。
《神宮球場》
(1) 天理大学vs石巻専修大学
(2) 上武大学vs西日本工業大学
(3) 桐蔭横浜大学vs国際武道大学
《東京ドーム》
(1) 沖縄大学vs名城大学
(2) 大阪商業大学vs東亜大学
(3) 北海学園大学vs福井工業大学
(4) 岐阜聖徳学園大学vs富士大学
さて、今大会出場大学の中で特徴的なのが女性主務(チーフマネージャー)の多さ。関西の3大学を含め、7大学を占める。
北海学園大学 吉田彩香主務(4年・市立函館)
関西学院大学 川俣京香主務(4年・東筑)
和歌山大学 石丸日和主務(4年・佐世保北)
佛教大学 橘歩美主務(3年・今宮)
東亜大学 楠本美月主務(4年・松山商業)
松山大学 野村芽唯主務(3年・高知商業)
沖縄大学 町田陽和主務(3年・コザ)
28年ぶりの出場となった関西学院大学の川俣主務は東筑高校時代も夏の甲子園で記録員としてベンチ入り。高校、大学と全国大会を経験できる。
国立大学で唯一の出場となった和歌山大学の石丸主務は、昨夏の高校野球和歌山県独自大会では場内アナウンスなどを務めた。大学4年となった今春のリーグ戦では場内アナウンスなど連盟の仕事に回ることもあったが、この選手権大会では「ベンチ入りできます」と主務として記録員を務める予定だ。
(文:松倉 雄太)