上位進出を狙うDeNA 浮上のカギを握る二軍選手2名!
2軍戦が開幕して1カ月以上が経過した。1軍が開幕する前はベテラン選手や開幕ローテーションの調整なども多くあったが、すでに落ち着いてきた感がある。
DeNAは今季、開幕から好スタートを切っていたが、ここのところ思うような成績が残せていない。チームの起爆剤として期待される有望選手を確認しておきたい。
★森 敬斗内野手(桐蔭学園→2019年1位)
24試合 打率.256(86打数22安打) 1本 12打点
ここ数年、遊撃のレギュラー候補として期待されている森が、2軍で奮闘している。昨年までは一貫して遊撃のポジションを守ってきたが、今年は二塁手にも挑戦。二遊間の両ポジションを守りながら、24試合に出場している。地元出身の高卒ドラフト1位ということで大きな注目を浴びたが、1軍での実績はここまでほとんどなくすでに5年目。今年こそ1軍で爪痕を残すためにも、このまま安定した成績を残して1軍昇格をつかみ取りたい。
★石田 健大投手(広島工→法政大→2014年2位)
5試合(24.2回) 3勝1敗 防御率1.46
投手ではFA権を行使しながらも残留した石田が、5試合で24.2回を投げ防御率1.46と流石の投球を見せている。K%が13.3%と昨年の19.8%(1軍)、2022年の20.19%(1軍)と比べて大きく低下しているのは気がかりだが、現在の成績からは、すぐにでも1軍昇格を果たしてもおかしくない。1軍の先発ローテーション投手にアクシデントがあれば声が掛かりそうだ。
※数字は2024年4月28日終了時点
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