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巨人育成4年目内野手 成績の伸びがすごい! 打率・出塁率が大幅アップ、残り5人の支配下枠滑り込みなるか!?

2024.04.27


秋広 優人(巨人)

2軍戦が開幕して1カ月以上が経過した。1軍が開幕する前は、ベテラン選手や開幕ローテーションの調整なども多くあったが、すでに落ち着いてきた感がある。今回は巨人の主な2軍選手を確認しておきたい。

加藤 廉内野手(島田工→東海大海洋学部→2020年育成12位)
19試合 打率.386(44打数17安打) 0本 5打点

好成績を残しているのが、育成4年目の加藤だ。打席数がまだ少ないものの、打率.386と絶好調。出塁率も昨年の.248から.500へと大幅に向上している。またK%も22.8%から12.7%へと改善されつつある。安打を放つだけでなく、四球が増え三振が減ったのは大きい。巨人の支配下登録人数は現在65人。残り5人の枠に滑り込むことができるか。

菊地 大稀投手(佐渡→桐蔭横浜大→2021年巨人育成6位)
9試合(8.2回) 2勝1敗 防御率1.04

投手では菊地が奮闘している。昨年は1軍で50試合に登板。一時は勝ちパターンを任されるなど4勝4敗1セーブ、11ホールド、防御率3.40の成績を残した。しかし、今年は2軍暮らしが続いている。決して不振というわけではなく、ここまで9試合の登板で防御率1.04。8.2回を投げ14奪三振と、三振を奪う力は2軍で群を抜いている。1軍の中継ぎ投手陣にアクシデントがあれば、昇格の有力候補となりそうだ。

秋広 優人内野手(二松学舎大附→2020年巨人5位)
26試合 打率.211(90打数19安打) 0本 6打点

2軍でもっとも打席数が多いのは秋広。ここまで26試合の出場で、100打席に立ち打率.211、0本塁打、6打点の成績を残している。昨年は1軍で121試合に出場し、規定打席には4打席足りなかったものの、打率.273(406打数111安打)、10本塁打の成績を残した。しかし今年はまだ1軍での出場はない。2軍でも結果が出ているとは言えず苦しんでいる。

※数字は2024年4月26日終了時点

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この記事の執筆者: 勝田 聡

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