試合レポート

初回8得点、先発全員安打の猛攻に元プロ監督も上機嫌!京都先端科学大が連勝で勝ち点!【京滋大学野球】

2024.04.03


井上幹太(主将・京都先端科学大)

<京滋大学野球連盟春季リーグ戦:京都先端科学大10-4びわこ成蹊スポーツ大>◇2日◇第1節2回戦◇わかさスタジアム京都

初回に集中打を見せた京都先端科学大が連勝で勝ち点を獲得した。

びわこ成蹊スポーツ大先発の植松 德馬(4年=京都成章)は昨秋にも対戦している投手。「真っすぐが強いのはわかっていたので、『振り負けないように』ということを今日の朝のバッティングから意識していました」(井上 幹太主将/4年=玉野光南)と万全の対策で臨んでいた。

1回裏に一死満塁のチャンスを作ると、5番・土生 大成(4年=天理)の左前適時打で1点を先制。さらに続く6番・小林 誠也(4年=岡山東商)も左前適時打を放ち、植松をマウンドから引きずり下した。

打線はその後もつながり、この回は7安打で8得点。序盤で試合を決定づけた。

2回以降は追加点を奪えず、3回、4回に2点ずつ返される嫌な展開となったが、5回裏に2番・井上のスクイズと相手のバッテリーミスで2点を追加。守っては6人の継投でびわこ成蹊スポーツ大の反撃を振り切った。

先発全員安打となる13安打10得点で勝利した京都先端科学大。「これ以上ないスタートなので、選手を褒めてやりたい」とかつて日本ハムと近鉄で活躍した中島輝士監督は上機嫌だった。

一昨年秋にリーグ優勝したが、昨秋は4位と低迷。課題だった打線を強化して、今季での再浮上を狙っている。次節で対戦するのは優勝候補の一角である花園大。「大事な一節になるので、しっかり調整していきたい」と指揮官は勝ち点奪取に燃えていた。

この記事の執筆者: 馬場 遼

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