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【センバツ出場32校紹介】左腕エース中崎が中心の京都国際、勝負強さを発揮して上位進出図る

2024.02.15


中崎 琉生・高岸 栄太郎

2024年の春の訪れを告げる第96回選抜高校野球大会(センバツ)の出場校が決まった。3月18日から阪神甲子園球場で繰り広げられる戦いの「主役たち」を紹介していく。

【京都国際(京都)=3年ぶり2度目】
京都国際が勝負強い打線を武器に、センバツの切符を手にした。昨年秋の京都大会では準決勝まで快勝して、決勝は1点差惜敗の準優勝。近畿大会では接戦を制して4強に進んでいた。今センバツでは、選出されながらコロナ禍で直前に無念の辞退を余儀なくされた2022年春の分まで活躍を誓う。

京都国際の昨年秋の近畿大会準決勝のスタメンは以下の通り。

(中)澤田 遥斗(2年)
(二)三谷 誠弥(2年)
(左)髙岸 栄太郎(2年)
(遊)清水 詩太(1年)
(右)金本 祐伍(2年)
(一)服部 颯舞(2年)
(捕)奥井 颯大(2年)
(投)中崎 琉生(2年)
(三)曽根 球斗(2年)

投手陣では中崎 琉生投手(2年)が軸。近畿大会では3試合すべてに先発し田辺近江戦で完投。田辺相手には延長10回12奪三振2失点、近江相手には7安打完封劇を見せている。最速143キロの左腕で、OBのDeNAに入団した森下 瑠大投手から投球術を学んでこの大会に生かした。

打線では3番の髙岸 栄太郎外野手(2年)が昨年秋の近畿大会で打率5割を誇った。3試合すべて2安打ずつをマークし、田辺戦では打点2を挙げた。5番に座る金本 祐伍外野手(2年)と、1番の澤田 遥斗外野手(2年)も打線のけん引役となる。

甲子園では2021年夏の4強が最高だが、センバツでは21年の1勝が最高成績。今回は上位進出を狙う。

<京都国際の甲子園実績>
センバツ出場2度目=1勝1敗(2回戦)
選手権出場2度=3勝2敗(4強)
(※カッコ内は過去最高成績、20年センバツは大会中止)

<京都国際の昨年秋の成績>
★京都大会
1回戦 12-0 京都海洋
2回戦 8-0 兎道
3回戦 10-0 乙訓
4回戦 8-0 京都両洋
準々決勝 9-1 福知山成美
準決勝 7-0 立命館宇治
決勝 1-2 京都外大西
★近畿大会
1回戦 3-2 田辺(和歌山)
準々決勝 1ー0 近江(滋賀)
準決勝 0-4 大阪桐蔭(大阪)

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この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

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