News

大阪桐蔭元エース3人が現役引退! 全員が甲子園出場を経験、NPB、大学、社会人に進むも昨年限りでユニフォームに別れを告げる

2024.01.09


葛川 知哉、福島 孝輔、高山 優希.

1月に入り、大学、社会人、プロ野球が新体制をスタートさせる一方で、ユニフォームを脱ぐ選手たちもほぼ固まった。今オフは、甲子園を沸かせた大阪桐蔭の元エース3人が現役生活に区切りをつけた。

2013年のエース・葛川 知哉投手は2013年センバツ、選手権でエースとして登板した。卒業後は青山学院大、トヨタ自動車でも活躍を見せた。現役引退後はトヨタ自動車野球部のマネージャーに就く予定だ。

2014年のエース・福島 孝輔投手も引退する。2014年夏の甲子園では優勝投手に輝いた。決勝戦の三重戦(三重)では、3失点完投勝利を収めている。同志社大では通算20勝を記録し、最終学年では主将とエースを歴任した。Honda鈴鹿では登板機会は少なく、現役最終年となった昨年は1試合登板に終わっていた。同じ優勝メンバーだった峯本 匠内野手(JFE東日本)は昨年限りで引退。キャプテンだった中村 誠外野手は現在、母校に戻ってコーチを務めている。

2016年のエース・高山 優希投手も現役引退を表明。2015年、2016年のセンバツに出場。2年秋の明治神宮大会では最速150キロをマークし、注目を浴びた。2016年ドラフトでは日本ハムから5位指名を受けたが、6年間一軍登板なしで戦力外通告を受ける。昨年はNPB復帰を目指して関西独立リーグの堺シュクライスでプレーし、7試合登板で防御率3.60を記録していた。昨年11月の12球団合同トライアウトに臨むも、NPB復帰とはならなかった。

高山は、四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグスからのオファーもあったが、引退を決断。自身のSNSで一般企業で働くことを表明している。

この記事の執筆者: 河嶋 宗一

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.16

涙の甲子園デビューから大きくレベルアップ!前橋商の192センチの剛腕・清水大暉は、高速スプリットで群馬県大会19回1失点、22奪三振の快投!<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.16

U-18代表候補・西尾海純(長崎日大)、甲子園で活躍する幼馴染にむき出しのライバル心「髙尾響には負けたくない」

2024.05.16

【秋田】夏のシードをかけた3回戦がスタート、16日は大館鳳鳴などが挑む<春季大会>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?