ドラフト候補として騒がれたHondaの2メートル超大型左腕が引退
早稲田大時代の今西 拓弥
Hondaの身長200センチの大型左腕・今西 拓弥投手(広陵-早稲田大)が引退となった。広陵時代から長身左腕として注目されたが、3年春まで120キロ後半でなかなかベンチ入りができなかった。最後の夏は裏方として生きる事も考えたが、コーチの勧めで、テークバックを大きく取るフォームに転向し、最速139キロまでスピードアップ。夏はベンチ入りを果たす。
2016年、早稲田大のスポーツ推薦のセレクションを受け、見事に合格し、東京六大学でプレーすることが決まる。
大学進学後は栄養士のアドバイスで食事に気を遣い、最終的に147キロまでスピードアップ。リーグ戦通算37試合に登板するが、プロ入りはかなわず、Hondaで腕を磨くことに。
しかし故障も多く、なかなか登板できない時期が続いた。社会人で通算3年プレー。今季は5試合登板に終わっていた。