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関西大学球界ドラフト候補11人! ドラ1競合必至の剛腕から”隠し玉”まで2024年も大豊作!

2024.01.06


渡部聖弥(大商大)、金丸夢斗(関西大)

2024年のドラフト戦線は、関西の大学野球に注目が集まりそうだ。目玉はやはり関西大の金丸 夢斗投手(3年=神港橘)だろう。最速153キロの左腕で、昨秋のリーグ戦では6戦6勝、防御率0.35という驚異的な数字を残した。

持ち味はもちろん直球。常時140キロ後半の伸びのある球を投げ、狙っていても、そう簡単に打てる球ではない。制球力や変化球の精度も申し分なく、昨秋の奪三振率は13.06を記録した。

大学生投手が豊作だった昨年のドラフト会議にかけても、恐らく1位で指名されただろう。ラストイヤーでケガやアクシデントがなければ、間違いなく複数球団の競合となるはずだ。

投手の目玉が金丸なら、野手の目玉は大阪商業大の渡部 聖弥外野手(3年=広陵)だろう。1年春から外野手のレギュラーに定着して、一昨年の秋には関西六大学リーグ新記録の、1シーズン5本塁打を放った大学球界を代表する右のスラッガーだ。

彼の魅力は広角に長打を打てるところ。昨年の全日本大学野球選手権では、東京ドームの右翼席中段に本塁打を放っている。足と守備も大学生の中堅手としては上位レベル。同じ右打ちの外野手では、青山学院大の西川 史礁外野手(3年=龍谷大平安)もいるが、順調に結果を残せば、こちらもドラフト1位で指名されるレベルの逸材だろう。

他にも、ドラフト候補になりそうな選手は数多くいる。関西学生リーグでは立命館大の長屋 竣大投手(3年=浜松開誠館)と、竹内 翔汰外野手(3年=創志学園)に注目だ。長屋は、最速152キロの直球と大きく曲がるスライダーが武器の右腕。奪三振率が9.30と高く、今年は大きく知名度を上げそうな予感が漂う。

竹内は昨春から外野手のレギュラーに定着した左打者。逆方向にも長打を打てる打撃が持ち味で、昨年の大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦ではMVPに輝いた。秋のリーグ戦では打率3割を切ったとはいえ、松山の代表候補合宿に呼ばれなかったのが不思議なくらいの選手である。今年の公式戦で打ちまくれば、上位で指名されてもおかしくはない。

関西六大学リーグでは大阪経済大の林 翔大投手(3年=乙訓)と、柴崎 聖人外野手(3年=岐阜第一)がドラフト候補になりそうだ。林は最速150キロの本格派右腕。9回でも150キロを投げられるスタミナがあり、ゲームメーク能力にも長けている。昨秋は4勝1敗、防御率1.30の好成績を残し、昨年の津田 淳哉投手(阪神6位)以上の評価になる可能性は十分だ。

柴崎は代表候補合宿にも選出された俊足巧打の外野手。昨秋は打率.420をマークし、強く引っ張ることもできる。足や肩も一級品で、プロでも即戦力として活躍できそうな雰囲気がある。

神戸学院大の森川 凌捕手(3年=神戸国際大附)も面白い。2年生の6月から主将を務め、リーダーとしての資質がある。打撃でも、ここ一番で一発が打てる長打力を持ち、打てる捕手として評価する球団が出てくるかもしれない。

京滋リーグでは佛教大の七條 太一内野手(3年=文徳)と、岡野 翔海外野手(3年=神戸国際大附)に注目。七條は走攻守の三拍子が揃った内野手で、何でもソツなくこなせる。岡野は長打力が武器の右打者。昨年は平塚の代表候補合宿にも選出され、実績は十分だ。

隠し玉候補として紹介したいのが、びわこ成蹊スポーツ大の新川 朝耶投手(3年=履正社)と、近畿学生リーグに所属する大阪観光大の崎浜 秀竜外野手(3年=日本航空)だ。

新川は高校時代まで内野手だったが、大学から投手に転向。昨秋のリーグ戦では151キロをマークした。投球術などに課題はあるが、経験を積んでいけば、大化けしそうな予感がする。

崎浜はパワフルなスイングを見せる右打ちの外野手。昨秋は2本塁打を放っている。今春にそれ以上の成績を残せれば、ドラフト候補に挙がってくるかもしれない。

2025年のドラフト候補は、花園大の藤原 聡大投手(2年=水口)と、小林 純大投手(2年=栗東)に注目。ともに最速は150キロを超え、順調に伸びれば、ともに昨年のドラフト会議で2位指名を受けた上田 大河投手(西武2位)と、高 太一投手(広島2位)の大阪商業大コンビのように、上位指名されるような投手になるだろう。

投手ではゲームメーク能力に長けている近畿大の北見 隆侑投手(2年=乙訓)や、関西学院大の坂本 安司投手(2年=長崎・大崎)が、どこまで実力を伸ばしているかに注目したい。

佛教大の赤木 晴哉投手(2年=天理)は、高校の同期である達 孝太投手(日本ハム1位)を彷彿させる長身右腕。高校時代はケガが多く出番に恵まれなかったが、140キロ台中盤の速球とフォークを武器に、大学ではエース級の働きを見せている。

捕手では松山の代表候補合宿に選出された小出 望那捕手(2年=大阪産大附)に注目。強肩強打の捕手として存在感を高められる1年にすることができるだろうか。

内野手では、堅実な守備と巧みなバットコントロールを見せる勝田 成内野手(2年=関大北陽)や、フルスイングが魅力の下井田 悠人内野手(2年=報徳学園)が面白い存在だ。

二刀流として注目したいのが、板谷 朋生内野手(2年=高知中央)。本来は内野手だが、投手として140キロ後半の速球を投げ、捕手もこなす。万能プレーヤーとして唯一無二の存在になりそうだ。

また、昨年のドラフト候補に挙げられていた真鍋 慧内野手(広陵)が大阪商業大に入学予定。強打者揃いのチームの中で、1年生からレギュラーをつかむことができるだろうか。

この記事の執筆者: 馬場 遼

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